緊急避妊薬“薬局で購入可能”検討 厚労省
Nippon News Network(NNN)
国は、望まない妊娠を防ぐための「緊急避妊薬」を、医師の診察を受けずに薬局で買えるよう、検討することになりました。 田村厚労相「期限を区切ってということは考えてはいない。いままでの検討会の流れの中において、しっかりと検討していく」 田村厚労相はこのように述べ、緊急避妊薬の購入方法を見直す方針を明らかにしました。 緊急避妊薬は性行為の後、72時間以内に飲むことで妊娠を防ぐもので、医師の診察を受けて処方箋をもらわないと購入できません。 諸外国では、医師の処方箋なしで薬局で購入できるため、日本でも性暴力や望まない妊娠への対応として必要だという声があり、内閣府の「男女共同参画基本計画」の案にも盛りこまれています。 厚労省は、今後、医薬品関連の検討会で議論しますが、性教育や販売にあたる薬剤師の研修なども課題だとしています。