日向坂46・宮田愛萌も大ファン 小野不由美「ゴーストハント」シリーズ4作目が文庫化
1月6日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『JR上野駅公園口』が獲得した。 第2位は『神様の御用人(9)』。第3位は『Re:ゼロから始める異世界生活(25)』となった。 4位以下で注目は9位に初登場の『ゴーストハント(4) 死霊遊戯』。「十二国記」シリーズで知られる小野不由美さんの原点である「ゴーストハント」シリーズの第4作。1989年から講談社で刊行されていた「悪霊シリーズ」を大幅改稿し、「ゴーストハント」シリーズとしてメディアファクトリーより出版。その後角川文庫で2020年6月から発売され、2021年6月までに7作品が出揃う。文庫化されたことで新しい読者も増えており、解説も昨年6月から読み始めたという日向坂46の宮田愛萌さんが務めている。宮田さんは自身のブログで《こうして解説を書かせていただくことができて本当に幸せです!!! 》《信じられないくらい光栄なことです。》《私でいいのかな? ちゃんと魅力伝えられるかな? と、何度も書きなおしました。》と喜びと謙遜をあらわしている。
1位『JR上野駅公園口』柳美里[著](河出書房新社) 一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた――東京オリンピックの前年、出稼ぎのため上野駅に降り立った男の壮絶な生涯を通じ描かれる、日本の光と闇……居場所を失くしたすべての人へ贈る物語。(河出書房新社ウェブサイトより)
2位『神様の御用人(9)』浅葉なつ[著](KADOKAWA) 御用にバイトにと日々忙しく全国を飛び回る良彦と黄金。そんな良彦の元に、バイト先の清掃会社から正社員の打診があった。年齢を考えると、正社員にはなりたい。でもそうなったら、御用人の仕事に支障が出ると悩む良彦。 一方、日本各地で頻発する地震に黄金は何やら考え込んでいた。そしてある日「気になることがある」と言い残して行方不明になってしまう。 謎に包まれた黄金の過去とは。全てが解き明かされ、物語はクライマックスへ――! (KADOKAWAウェブサイトより)