女子プロレスラー木村花さんの早すぎる死に寄せてSNS誹謗中傷被害経験者の本田圭佑、本田真凛、高梨沙羅が怒り、忠告…悲劇繰り返さないために切実意見
例えばフィギュアスケートの本田真凜(JAL)は、23日に自身のインスタグラム(@marin_honda)を更新。ストーリーズのなかでこう綴っている。 「気にしたらダメだと、スルーしようと心掛けても、沢山の嬉しいお言葉より、1つの誹謗中傷の方が圧倒的に力が強い。そう思います。。」 スキージャンプの高梨沙羅(クラレ)も、自身のインスタグラム(@sara.takanashi)を更新。同じくストーリーズのなかで、250文字を超える長文で偽らざる思いを綴っている。 「言葉は人を癒やし、時にナイフのように人を傷つけてしまう。受け取る側によって感じ方も大小変わってしまう。だからこそ言葉を発する前に一瞬でも相手のことや、先のことを考えなくてはならないんじゃないかな。でも、実際その余裕がないことが多いんですよね。会話をしてる時は少しでも相手に思いやりを持って話せたら素敵だなって思います。心に余裕がない時は他にストレスをぶつけがちだけどその時間やエネルギーがあるなら自分を磨く為に、頑張る自分を愛する為に使ってほしいです。時間の使い方は個人の自由だけど、限りのある時間は大切に人を傷つける為じゃなく自分の為に。大切な誰かのために」 可愛らしいルックスに妹が子役として活躍していた本田望結という話題性も相まって、本田はジュニア時代から大きな注目を集めていた。しかし、初出場した2016年3月の世界ジュニア選手権で堂々の優勝を飾り、次世代のスター候補としてさらに眩いスポットライトを浴びるとともに、ネット上では「実力不足だ」としてファンから誹謗中傷を浴びせられるようになった。 15歳にして日本女子選手として初めてワールドカップ優勝を果たした高梨は、天才少女として一躍脚光を浴びた。しかし、メイクを覚えた20歳前後からバッシングがはじまり、活躍を報じるニュースへのコメントには「もはやアスリートの姿形ではない」や「私が好きだったころの沙羅ちゃんじゃない」など、心ない言葉が容赦なく浴びせられる事態へと発展している。