白く輝く氷のカーテン 竹田市「中内門の滝」、3年ぶり全面凍結
たび重なる寒波の影響で、大分県竹田市神原(こうばる)の祖母山(1756メートル)の5合目付近では、高さが約40メートルある「中内門(なかうちもん)の滝」が凍結した。氷のカーテンが出現し、登山客は自然の造形美を楽しんでいる。 山の環境保全活動などに取り組む祖母山麓自然・人共生空間整備プロジェクト実行委員会(工藤桂太会長)によると、全面凍結するのは3年ぶり。大きなつららの直径は30センチ以上ある。
メンバーの真井満さん(60)=中角=は「厳冬期の訪れを感じる。気象条件が整ったからこそ見られる美しい光景」と話した。 例年2月上旬まで、凍ったり解けたりを繰り返すという。