新年を迎える準備着々と しめ縄作りが最盛期 作り手減少のなか一つ一つ願いを込めて 福島・猪苗代町
福島テレビ
「五穀豊穣」や「家内安全」などの願いを込めて正月に玄関や神棚に飾られるしめ縄。 手際よく編み込むのは、シルバー人材センターの会員など昔からしめ縄づくりに携わる福島県猪苗代町の住民だ。 一つ一つ願いを込めて作業していたのは、しめ縄を作り約30年の佐藤正巳さん。「みんな新鮮な年を迎えるので、今年もいい年でありますようにと祈っている」と話す。 高齢化の影響で携わる人が少なくなっているというしめ縄づくり。猪苗代町シルバー人材センターの油井唯二さんは「今年も色々あったが、来年も皆さん健康で、災害にならないように願いを込めて作っている」と話し、新年を迎える大切な文化として守り続けたいと考えている。 しめ縄作りは12月20日ごろまで行われ、年末年始には町内の神社などに飾られる。
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