遠くの親戚より近くの「代行業者」を頼る時代!? 令和のありとあらゆる困りごとを解決! “宝探し” “座るだけ” “節分のアレ”など奇妙な依頼も続々…
現代のあらゆる困りごとを解決する代行業者は、人手が足りない時に助けてくれる、ありがたい存在です。しかし、この令和時代。時として想像を超える「なんじゃこりゃ!?」な困りごともあるようで…。そんな代行業者の仕事に密着しました。
買い出しから取り付けまですべてお任せ! 数時間で自宅がキラキラに変身
愛知県清須市に本社がある「ベンリー」は、電話1本で困りごとを依頼できる代行業者です。どんな内容でも基本的には断らないのがモットー。駐車場の除雪やテントの設営、閉まる時に大きな音がするドアの修理まで、ありとあらゆる困りごとを解決してくれます。依頼数は年間15万件にのぼります。※全国約200店舗の件数。 この日、取材班が本社を訪ねると、スタッフの1人が「行ってきまーす!」という元気なかけ声とともに、はしごを抱えて飛び出していきました。
後をついて行くと、ホームセンターに立ち寄って買い物をした後、依頼主の自宅へ向かい、庭やベランダでなにやら作業を始めました。今回は、ここ数年で増えている依頼ということですが、一体どんな仕事なのでしょうか…。
作業開始から数時間。辺りもすっかり暗くなった頃、「点灯~!」という声が上がると、依頼主の自宅がイルミネーションの優しい光に包まれました。 今回の依頼は、イルミネーションの買い出しから取り付けまで、すべて行うというもの。自分でやるとコードが絡まったりして意外と手を焼くので、依頼主は全部ベンリーにお任せすることにしたそうです。
家がキラキラになって依頼主の子どもたちも笑顔に! 「全部好き!」と気に入ってくれたようです!
数年に一度の珍案件 土に眠るお宝を掘り起こす依頼…?
10月24日、愛知県の尾張地方。ベンリーのスタッフ2人がトラックに荷物を積み込み、仕事の準備をしていました。 どんな依頼内容なのか尋ねてみると「珍しい案件ですね。楽しい仕事なので、結構わくわくしています」といいます。数年に一度あるかないかという珍しい案件ということですが、わくわくする仕事とは一体…。
到着したのは、草が生い茂る畑のような場所。さっそくスタッフは草刈りに取りかかりますが、草刈りが珍しい依頼なのでしょうか…? とはいえ、葉を切るだけでも結構な重労働。1時間ほどかかりました。 これでミッション完了…と思いきや、本番はここからでした。