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拳銃を持った料理研究家がメロン記念日への愛を貫きカナダ王者のプロレスラーをKO!

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 10日、東京都・新木場1stRINGにてTTT『SCRAMBLE8』が行われ、藤原秀旺がCCWカナディアンヘビー級王者のガッツ石島からメロン記念日に捧げる新技で勝利した。  TTT(TOTAL TRIUMPH TEAM)とは、ターザン後藤に薫陶を受け、ミスター雁之助を師に持つ黎明期インディープロレスの後継者的存在であるガッツ石島が今年1月に“インディープロレス統一”を掲げて旗揚げした新団体。  旗揚げ1ヶ月あまりで新型コロナウイルスの流行拡散による興行自粛を強いられて出鼻をくじかれるも、7月からは100席にまで数を絞って大会を再開。今大会から140席に増席するもチケットはあっという間に売り切れ、4大会連続の札止めとなっている。  この日は、ガッツ石島&ツトム・オースギ&バナナ千賀vs藤原秀旺&塚本拓海&木村太輔の“TTTvs渡鳥連合”の対抗戦となる6人タッグマッチが行われた。  藤原秀旺は“唯一神”を自称し、入場後にリング上で仲間たちとチンチロを行ったり、赤ん坊の人形やマトリョーシカなどを凶器に用いたりといった独特な世界観や過激な言動でコアなインディープロレスファンからカルト的な人気を誇る教祖的存在。グループ解散から10年経った今も『メロン記念日』を愛し続けており、“100%メロ~ンジュース(※高角度パワーボム)”を必殺技として使うことで啓蒙活動を続けている。  TTTには秀旺率いるユニット・渡鳥連合が侵攻してきていたが、7月に秀旺が突如としてプロレスラーから料理研究家に転向することを発表してプロレス界から姿を消したことから、抗争は立ち消えになったかと思われていた。  しかし、9月大会では会場にタクシーで乗り付けた秀旺が売店に立っていたガッツを拳銃で殴りつけてKOし、「料理研究家としてリング復帰する」という旨が書かれたアジビラをばら撒く事件が起きており、怒りに震えるガッツは渡鳥連合との決着戦を宣言していた。  塚本と木村は入場時にリングの上に麻雀卓を持ち込んで今や入手困難と思われる飯島愛さんの柄のトランプで遊び始め、秀旺は拳銃を握りしめてガッツの暗殺のために客席に身を潜めるといった光景が広がり、会場は異様な雰囲気に包まれる。  これに激怒したガッツが雀卓を蹴飛ばしたことから全員入り乱れての場外戦となり、渡鳥連合は赤ん坊の人形や『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』のものと思われるソフビ招き猫を使った凶器攻撃でガッツらを圧倒。  終盤には“SOS”の名タッグで知られるツトム&千賀が巧みな連携で塚本&木村を排除してガッツと秀旺の一騎打ちの場面を作り出すが、秀旺はガッツのラリアットをかわして拳銃のグリップエンドで顔面を殴りつけ、新技である“ロマンチックを突き抜けろ!(※変形ブルーサンダー。及び『メロン記念日』の楽曲名)”で3カウント。  勝利した秀旺はリング上で『魂こがして』を熱唱して意気揚々と去っていった。  大会終了後に自身にグッズ売店にマスコミ勢を呼び出した秀旺は、自身はあくまで料理研究家でありプロレスラーではないことを強調。  そして「料理研究家にプロレスラーが負けた。これ、歴史に残りますよ。あとね、世の中に言いたいんだけど、世の中の奴ら、お前らよ、プロレスを狭めるようなことをやるなよ?プロレスを狭めるっつーことは世の中を狭めるっつーことだお前。俺は自由にやってやるよお前」と語り、料理研究家として「味の決め手は化学調味料」というアドバイスを残して去っていった。  CCWカナディアンヘビー級王座は、かつて存在した新東京プロレスに縁を持ち、新日本プロレスやWWFで活躍したバッドニュース・アレン、現在はCMLLで活躍する奥村茂雄(現:OKUMURA)も戴冠歴のある由緒ある王座。その現王者であるガッツ石島から勝利した藤原秀旺の今後の展望に注目していきたい。

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