早くも“ひな人形商戦” 実演販売はじまる…主流は2人並んだ親王飾り
桃の節句のひな人形商戦に向けて、金沢市では加賀友禅作家と人形作家を招いた制作実演と販売会が始まりました。 金沢市問屋町の「人形の堀川」では、来年のひな祭りを前に、ひな人形の展示販売が始まりました。最近は、現代風で凛々しい表情の2人飾りが主流で、これまで横並びだった人形の配置をずらすことで、奥行と立体感を演出したひな飾りも人気だということです。 店内では、友禅作家の浅野富治男さんが絵付けを施した加賀友禅の十二単を、ひな人形作家の黒田廣司さんが人形に着せていく職人技が披露されました。 浅野さん 「ひな人形の場合はちょっと小さいですから、より繊細な仕事になりますね。1点1点心を込めて作っております」 この実演会は15日も午前11時から開かれます。
北陸放送