小池都知事が記者会見10月2日(全文1)感染しない・させないの徹底を
パンダの借受交渉の見通しは
共同通信:続いて2点目ですけれども、上野動物園のパンダについてお聞きします。シンシンとリーリーの2頭については借受期間を延長する方向ということで都と中国政府が交渉中と、すでに一部で報じられているんですけれども、現状や今後の見通しについてお聞かせいただきたいと思います。それから併せて、返還の時期が今年の12月末までになっているシャンシャンのほう、こちらのほうも日本を離れる時期でしたり、一般公開の終了と、そういうような時期についてなんらか、検討状況をお願いしたいと思います。 小池:まずシャンシャンのほうですけれども、12月、予定どおりに期限までの返還に向けての準備を進めております。寂しいなと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、パンダの保全と繁殖の推進という大きな役割がございますので、そこは都民の皆さんにご理解いただきたいと思います。それから先日、パンダのもりという新しい場所に移したものでございますけれども、シャンシャンのほうはそのまま今のところで暮れまで過ごしていただくと。いただくというか、過ごすということに、現在のパンダ舎で引き続きの公開ということになります。 それから親のほうでありますけれども、こちらのほうは協定の延長に向けて今、細部の詰めを行っております。ちなみに中国側との協議が円滑に進むためにも、皆さんのご理解・ご協力もいただきたいということであります。この協議については、中国側との交渉事項でもございますので、その細部に至ってはお答えを差し控えさせていただきたいと思います。以上です。
「女性はいくらでもうそをつける」発言どう思う?
共同通信:最後、3点目ですけれども、先日、自民党の国会議員の方が、党本部での会合で、女性はいくらでもうそをつけるといった発言をしたようでして、これが非常に問題となっております。蔑視と受け止められる内容でありまして、ご本人も発言内容を認めて謝罪しておられますけれども、この発言に対する知事のご見解をお伺いしたいと思います。 小池:あまり詳細を私存じ上げていませんけれども、とても残念な発言だなと、このように思います。それから、だけどそもそも暴力、性犯罪というテーマの中で、許されない犯罪や行為に対して、もっと女性に寄り添った見方というのも欲しいなと思うんですね。あまり私自身この件を追っていないので、そんな感想を抱いております。 共同通信:分かりました。では各社からの質問の移りたいと思います。知事の指名を受けた上で、所属と氏名を述べてから質問してください。では、よろしくお願いします。 【書き起こし】小池都知事が記者会見10月2日 全文2に続く