小池都知事が記者会見10月2日(全文1)感染しない・させないの徹底を
国勢調査に協力を
次に4点目でありますが、もう皆さん、お済ませでしょうか。令和2年の国勢調査でありますけれども、回答のお願いでございます。回答期限は10月7日。あと6日となっております。それぞれのお宅にも調査書類、届いているかと思います。そしてインターネット回答が可能になっておりまして、この利用ガイドのほうにQRコードが付いております。そこにスマートフォンなどをかざしていただければ簡単に回答できるというものになっております。また、インターネットをご利用いただけない方々は、調査書類に同封されております返信用封筒、これは入ってないか。返信用封筒を使って郵送でのご回答も可能となっております。5年に一度の国としては最も重要な統計調査でありますので、ぜひご回答のほうを忘れずにお願いいたします。ということで私からは以上であります。どうぞ。
経済と感染防止のバランスをどう取るか
共同通信:それでは幹事社から3点お伺いいたします。きのうからGo To トラベルで都民の旅行や東京発着の旅行が追加になりまして、初日から空港や駅など多くの人でにぎわっていたようでしたけれども、一方で今週以降は先日の、先ほど知事からも言及ありましたけれども、先日の4連休の人手に伴う感染者の増加が懸念されていて、きのうのモニタリング会議でも専門家の方から経済の活発化に伴う感染拡大のリスクや医療機関への負担が長期化して、軽減の兆しが見えないといった指摘が出されておりました。インフルエンザの流行期を控えて、こうした今後の懸念の中で、都として経済と感染拡大防止のバランスをどう取っていかれるのか、この辺りについて知事のお考えをお願いいたします。 小池:国のGo To トラベル、きのうから東京が対象に加わったということでございます。きのうのモニタリング会議でもございましたように、専門家の皆さんから経済活動の活発化に伴って感染拡大のリスクは高まると。で、厳重に警戒する必要があるというコメントをいただいております。今回の実施に伴って人の流れが増えていくということは想定できるし、実際にそのような流れになっているかと思います。ぜひとも、感染拡大の防止と経済社会活動を両立するということが大きな課題でございますので、あらためて旅行をなさる方、それから事業者の皆さんには、先ほども申し上げました、感染しない・させないということを徹底していただいて、感染拡大の防止の基本を守っていただくということに尽きるかと、このように思います。 旅は楽しいものであり、また、みんなでわいわい食事をしたりするのも楽しいんですが、そこは大皿にしないとか、マスクは、会話のときはマスクをするといったような基本の基本をお守りいただくように徹底していただきたいと考えております。