GRスープラにスポーツ走行性能を高めたライトウェイト・エボが登場! ヤリスにもGR SPORTと新オプションが追加! 【欧州】
欧州トヨタは、先に発表されたGRスープラの最終モデルとなるA90 ファイナルエディションと共に、スポーツ走行性能を一段と強化したGRスープラ ライトウェイト・エボを発表。2025年春から欧州で発売される。また、同じくして、2025年モデルのヤリスに、やはりスポーツ走行性能強化版のGR SPORTグレードと新たなオプションの追加が発表された。こちらは2025年2月に欧州で発売される。 改良型GRスープラ、ライトウェイト・エボが登場! TOYOTA GAZOO Racingは、モータースポーツへの参戦を通じてドライバーの声を反映しながら、ドライビング体験を新たなレベルに引き上げるGRスープラ ライトウェイト・エボを開発した。アクティブディファレンシャルコントロールと専用制御マップにより、タイヤと路面のトラクションが向上し、コーナーリング時のアンダーステアが低減されている。 また、フロントとリヤのキャンバー角を変更することでコーナリンググリップが向上し、ドライバーはコーナーリング時の安定性を向上させることができる。大径のブレンボ製ブレーキディスクにより、ブレーキコントロールが向上している。 サスペンションとシャシーは、改良により安定性が向上し、路面とのダイレクトなつながりが強化されている。状況に応じて電子制御されるショックアブソーバーの特性が改良され、強化されたフロントスタビライザーと組み合わされることで、走行性能が向上している。フロントコントロールアーム用の強化ゴムブッシュとリヤサブフレーム用の強化ゴムマウントにより、サスペンションとボディの一体感が向上し、より強固なアンダーボディブレースによりグリップとコントロール性も向上している。 さらに、フロントとリヤの空力バランスとダウンフォースを最適化する空力特性の改良により、ハンドリング性能が向上している。具体的には、ダックテール型のカーボンファイバー製リヤスポイラー、フロントホイールアーチフラップ、フロントタイヤスパッツが装備される。最適化された電動パワーステアリングにより、よりダイレクトなステアリング感覚と向上したコントロール性が実現される。 エクステリアの外観は、新しい19インチのマットブラックホイールによって大胆に引き立てられている。車内では、GRロゴが刺繍されたアルカンターラ素材の本革製運転席シートが装備され、鮮やかなレッドのステッチ、シフトノブのレッドのハイライト、レッドのシートベルトがスポーティな雰囲気を際立たせている。 欧州向けヤリスにGR SPORTモデルが追加! 2025年型のヤリスGR SPORTは、トヨタのモータースポーツチームで培われた経験が体現されており、2025年には、ヤリスGR SPORT専用色としてモノトーンとバイトーンの2種類から選べる情熱的な新色、ストームグレーが追加されている。また、新デザインの18インチ・マット合金ホイールによって大胆さを増している。 2025年型ヤリスでは、優れた効率性を確保するために、“デュアルハイブリッド”アプローチが継続採用されている。『ハイブリッド115』ではクラス最高の環境性能が実現され、『ハイブリッド130』ではさらに鋭い加速と、さらに魅力的な走りが実現されている。 インテリアでは、際立つ赤いステッチとガンメタルグレーのアクセントがスタイリッシュさを増しており、ヘッドレストにエンボス加工されたGR SPORTのロゴがすっきりとした洗練された外観を実現している。エクステリアカラーのラインナップには、エレガントなモノトーンまたはコントラストの強いブラックルーフとのバイトーンの組み合わせという、新色フォレストグリーンが含まれている。 ヤリスシリーズ全体には、“トヨタT-Mate”システムによる最新のトヨタセーフティセンス運転支援システムが搭載されており、より安全で運転しやすく、駐車しやすい車となっている。デジタルユーザー体験では、カスタマイズ可能なドライバー用計器表示と、最大10.5インチのディスプレイ画面を備えた強力なマルチメディアシステムが特長となっている。
MotorFan編集部