【海外で現役の絶版車】ホンダ「シャドウ ファントム」は2024モデルでボバースタイルに進化していた!
ボバースタイルとは?
ボバー(Bobber)とは、アメリカ発祥のダートトラックをより早く走るレースマシンにするために「余計なものを切り落とし軽くする」ことから始まったクルーザーのカスタムスタイルで、簡素な外観とスリムでコンパクトな車体などが特徴。従来の華美でグラマラスなクルーザーとは対極的に、余分なパーツを削ぎ落としたり、車体やフェンダーを短く切り詰めるなどシンプルなデザインをポイントとしている。
日本の絶版車、アメリカではなぜ現役で販売できる?
排出ガス規制値が日本(直近では令和2年度二輪車排出ガス規制)やヨーロッパ(直近ではEURO5 2020年適用)では段々と厳しくされてきているが、アメリカは独自の排ガス規制を敷いているため、日本やヨーロッパで販売できないモデルも継続して販売されている。
日本国内での販売
シャドウ・ファントムは日本では2009年に販売を開始した。2012年に車体色をグラファイトブラックからマットガンパウダーブラックメタリックに変更した。当時は当車輌のほか、よりクラシックなシャドウ750、ロードスポーツモデルのVT750Sも派生車としてラインアップされており、ニーズに合った車両を選択することができた。2016年には惜しくも販売が終了した。 筆者も大型自動二輪の免許を取得し、バイクを購入する時にシャドウ・ファントムも検討していた車輌の1台だった。当時流行し始めていたマットブラックのカラーとロー&ロングの車両がとても魅力的に感じていた。あいにく試乗車が見つからなかったため検討から外れてしまったが、今でもぜひ載ってみたい1台である。
スペック
・全長×全幅×全高:2362×828×1069mm ・ホイールベース:1640mm ・シート高:650mm ・車重:250kg(油脂類含、ガソリン満タンにて) ・エンジン:水冷4ストロークV型2気筒 745cc ・最高出力:44.6PS(回転数記載なし) ・最大トルク:6.62kgf-m(回転数記載なし) ・燃料タンク容量:17.7L ・変速機: ・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=120/90-17、R=160/80-15 ・価格:ABSモデル US$8,699(約123万6600円)
まくん
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