「たまげました!」 アメリカ人が日本で感激 食べるのを熱望している日本食とは
利用者目線で考えられた、きめ細やかなサービスが充実している日本。初めて日本へやってきたアメリカ人男性は、日本の交通の便の素晴らしさに感激しました。そして、快適に移動した大阪で、食べたいと熱望している食べ物があるといいます。いったいどんな日本食でしょうか。 【写真】アメリカ人が食べるのを楽しみにしている日本食の写真 ◇ ◇ ◇
待ち望んだ大阪 ソウルフードにも期待
メキシコに隣接する、アメリカ西海岸の都市・サンディエゴ出身のライアンさんは、初めて日本へやって来ました。 同行するフィアンセのヨーコさんは、日本とアメリカのハーフ。6~7歳頃まで大阪に住んでいましたが、その後アメリカに移住し、日本を離れて以来、今回が初めての日本です。そのためヨーコさんの日本語力は、ごくまれに単語を聞き取れるくらいだそうです。 ふたりは日本に2週間滞在する予定で、東京、京都をまわり、これから大阪をめぐるところでした。大阪を楽しみにしているのは、生まれ育ったヨーコさんだけではありません。ライアンさんも大阪のソウルフードに胸を弾ませます。 「ぼくはもともとタコが大好きなんですが、東京で食べたタコの唐揚げがあまりにおいしくて……たまげました! あれは本当に本当においしかったです。大阪では、タコ焼きを食べる気満々です」
アメリカ人が各交通機関のコンビネーションに感激
関東、関西の都市部を訪れたライアンさんは、あることに気づき感激しました。それは交通アクセスの良さ。 ふたりが住むアメリカのサンディエゴは、路面電車やバスがあるものの、便利なのは圧倒的に車移動なのだとか。国土の広いアメリカでは、公共交通機関だけでは行きづらい目的地も多く存在するようです。 「日本はインフラが整っていて、どこにでもアクセスしやすいと思いました。バスや電車、タクシーなどを上手に組み合わせれば、どこにでも行きやすいです」 例えば、世界で最も利用者数が多い駅としてギネス記録に認定されている新宿駅では、2016年に「バスタ新宿」を開業。それまで駅周辺に点在していたバス乗り場の多くが集結し、便利な高速バスターミナルになりました。さらに、施設内にはタクシー乗降場も設けられています。そのおかげで、各交通機関への乗り継ぎが容易になり、利用者の利便性がアップしました。 英ロンドンで創刊されたシティガイド誌「Time Out」が、2023年に世界50都市で計2万人超の地元住民を対象に行った調査によると、「公共交通機関で簡単に移動できるか」というランキングで、東京は世界の主な都市のうち、第3位にランクインしています。 一方、ライアンさんの母国アメリカの都市では、ニューヨークが15位に。「アメリカでも、東海岸ならまだ交通の便が発達していますし、西海岸ではロサンゼルスもまあまあ。でも、僕たちの住むサンディエゴだとそうはいきません。だからひたすら運転しないといけないんですよ」とライアンさん。東京の交通機関に驚くのも無理はありませんね。 「公共交通機関がとても整備されているから、グーグルマップで行きたいところを入れれば一発で本当に便利です! 」 慣れない土地で戸惑うことの多い目的地までの旅路。ライアンさんは、スマホを駆使しながら、快適に過ごせているようです。
Hint-Pot編集部