森山開次、はるな愛らと“創作への思い”を語り合う 舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』に意気込み
はるな愛らが語った“挑戦する大切さ”「メッセージとして残ったら素敵」
ウォーリーは「パラの開会式も、いろいろな個性が集まったなか、一致団結していくのは息を合わせることが大事。東京パラリンピックは無観客での開催でしたが、今回は劇場で行われる舞台。お客さんも参加してさらに一つの空気になったとき、どんなものが生まれるのか、いまからワクワクしています」と期待を口にしていた。 この日は、本舞台のオーディション募集概要も発表。11月18日から広く出演者を募る。東京パラリンピック開会式にオーディションで合格し出演したはるなは「あのときはコロナ禍でしたが、何か表現者として関わりたいと思っていました。聖火ランナーにも応募したのですが叶わず。私の弟も車いすで、自分が関わったことがいろいろな人になにかメッセージとして残ったら素敵だなと思ってチャレンジしたんです」と動機を明かすと「これまでオーディションに合格した経験があまりなかったので、とても嬉しかった」と当時を振り返っていた。 東京パラリンピック開会式のオーディションで見いだされ、本舞台にも出演する和合由依は体調不良のため、この日は欠席となったが「小学6年生のとき応募しました。最初は受かるわけないと消極的だったのですが、母親から『受からなくてもいいから、人生の経験になれば』と言われて応募しました。本番も楽しかったですが、練習風景も印象的で、終わったあと『もっとやりたい』と思いました。『TRAIN TRAIN TRAIN』では、東京パラリンピックが終わって自分自身が変化したこと、アップデートされたことを取り入れて挑戦したい。4年前の私みたいに演技をしたことがない人や、受かるわけないと思っている人も、楽しそうだな、演劇に触れてみたいなと思ったら、応募してください」とメッセージを寄せていた。
磯部正和