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カルロス・モヤが語るナダルのグランドスラムでの成功のカギと、意外な性格

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THE TENNIS DAILY

テニス世界ランキング2位のラファエル・ナダル(スペイン)について、コーチであるカルロス・モヤ(スペイン)が驚くべき事実を明かした。英Express紙が伝えている。 【動画】16歳のナダルが現コーチのモヤとの対戦映像 モヤは、ナダルが「ウィンブルドン」で優勝した時、驚いたことを認めた。そして彼の成功の理由は、持って生まれた強いメンタルだと信じている。ごく若い頃からナダルはクレーコートでの強さで知られており、2005年に「全仏オープン」初出場で初優勝を遂げた時、彼はまだ19歳だった。 しかし、ナダルはその翌年、単なるクレーコート専門家ではないことを証明した。グラスコートの最高峰「ウィンブルドン」で決勝まで進出したのだ(決勝では「芝の王者」ロジャー・フェデラー(スイス)に敗れはしたが)。 そして2008年、フェデラーとナダルは3年連続で「ウィンブルドン」決勝で対決。「三度目の正直」でナダルはフェデラーを破った。スペインの選手が「ウィンブルドン」で優勝を飾ったのは、わずか2人目だった。 さらに2年後、ナダルは決勝でトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)にストレート勝利。「ウィンブルドン」で2度目の優勝を果たし、どのサーフェスでも強い選手であることを証明して見せた。 ナダルのコーチを務めるモヤはインタビューで、現在33歳、グランドスラムを19回制覇しているナダルのメンタルの強さ、その闘志について尊敬を込めて語った。「たくさんのことは学ぶことができる。彼も多くを学び、進歩してきた。でも最初から持っていなきゃならないものもある」 「家庭環境も良かったと思う。家族にプロスポーツ選手がいた(叔父がプロサッカー選手だったミゲル アンヘル・ナダル)ことも役立っただろう。でも(あのメンタルの強さや闘志を)教えることができるなら、たくさんのラファのような選手がいるはずだ。事実は、いない」 「マヨルカ島出身の彼が“全仏オープン”で12回優勝、グランドスラム通算19回優勝を遂げたのはすばらしいことだ。そして僕には、彼が“ウィンブルドン”でも優勝したのは、大きな驚きだった」 「人は確かに進歩することができるけど、持って生まれたものもあると僕は確信している」 マヨルカは小さな島だが、ナダルだけでなくサッカーではレアル・マドリードのスター選手マルコ・アセンシオ、MotoGP世界選手権で3度優勝しているバイクレーサーのホルヘ・ロレンソらを輩出している。 そして自身もマヨルカ島出身で元世界1位、「全仏オープン」優勝経験もあるモヤは、ナダルのリラックスした人柄はマヨルカ島の特徴だと語った。 「マヨルカは落ち着いた島だ。僕らは“島の穏やかな男たち”と言われている。そんな島の雰囲気の中で、僕らは気楽に、リラックスして楽しむのが好きだ。ラファもそんな性格だよ」 「でもコートに出ると、野獣に代わる。100%どころじゃない。絶対にあきらめずに、戦い続ける。負けたとしてもだ。彼のコーチとして、あるいは一人のエージェント、カルロスとして言える。彼は絶対にベストを尽くすと」 (テニスデイリー編集部) ※写真は2019年「全仏オープン」でのモヤ(左)とナダル(右) (Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)

(c)テニスデイリー

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