舞台の抱負を語った（左から）加古臨王氏、平野良、RIKU、白又敦、川﨑麻世

　１６人組ダンス＆ボーカルグループ「ＴＨＥ　ＲＡＭＰＡＧＥ」のＲＩＫＵが２７日、舞台「前田慶次　かぶき旅　ＳＴＡＧＥ＆ＬＩＶＥ～肥後の虎・加藤清正編～」（９月２７日～１０月６日）の公開稽古を行った。 　漫画家の原哲夫氏による歴史漫画「前田慶次　かぶき旅」を舞台化。約１か月半の稽古で共演者との結束が生まれ、前田慶次役で主演するＲＩＫＵは「死に物狂いで稽古を積んできた。カンパニー一丸となって、前田慶次の世界観を楽しみながら、お届けするだけ。何より、全員が輝く内容になっている。全員で完走します」と意気込みを語った。 　演じる前田慶次についてＲＩＫＵは「かぶき者というのは、わがままとは違う。男気があって、素直に真っすぐ、純粋に生きているのが魅力」と力説。加藤清正役の白又敦は「ＲＩＫＵは背中で見せてくれるし、支えたいと思わせてくれる最高の座長。みんなが輝いて、男気あふれる舞台に仕上がっています」と力を込めた。 　ホセ・ガルシア神父役の川﨑麻世は「最高に仲が良すぎる。その中心になって盛り上げてくれるのがＲＩＫＵ。素晴らしい。みんなとても体力を使う舞台だから、汗かいても、体をいたわるケアにも気づかってくれる」とＲＩＫＵの座長ぶりを絶賛。場を和ませようと「陳腐な神父なので」とダジャレを言えば、すかさずＲＩＫＵは「麻世節が出ました！　稽古中も楽しい空気を作っていただきました」と感謝した。 　公演にはミニライブもあり、主題歌の「縁」と「ＦＩＧＨＴ　ＦＯＲ　ＬＯＶＥ」を回替わりで披露する。