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Apple、2030年までに製品・サプライチェーンも100%CO2フリーに

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スマートジャパン

 米Appleは2020年7月21日、事業および製造サプライチェーン、製品ライフサイクルの全てにおいて2030年までに実質的にCO2排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を達成する新目標を発表した。 Appleの手掛ける電力プロジェクトの1つである米オレゴン州のモンタギュー風力発電基地。同州プラインビルにあるAppleのデータセンターに電力を供給している 出典:Apple  同社は既に施設などで利用する電力を100%再生可能エネルギー由来に切り替えている。現在、Appleが調達する再生可能エネルギーの80%以上は、自らが手掛けた電力プロジェクトから生み出されているという。  また、同社の製品向けの各種機器・部品を供給しているサプライヤーについても、100%再生可能エネルギー由来での製造を行うよう促してきた。Apple製品の生産を100%再生可能エネルギーで賄うことを確約したサプライヤーは、現時点で70社を超えるという。  今回、これらの取り組みをさらに推し進め、2030年までに事業運営から製品ライフサイクルまでを含むすべての領域においてカーボンニュートラルの達成を目指すという。現在、同社の事業活動によって排出されている温室効果ガスの排出量(カーボンフットプリント)を2030年までに75%削減し、残りの25%については新設するファンドなどを通じた新たな低炭素化ソリューションへの投資や、生態系の保護、植林活動などによって実質的に削減することを目指す。  75%の温室効果ガス削減に向けては、再生可能エネルギー電源へのさらなる投資の他、製品デザインそのものの低炭素化にも取り組むという。  具体的には独自開発したリサイクル作業ロボット「Dave」を利用し、iPhoneなどから希少金属や主要素材の回収を徹底。既に2019年に発売されたiPhone、iPad、Mac、Apple Watchは、希土類元素を含め全てiPhoneの「Taptic Engine」というパーツから回収した再生材料で作られているという。  この他、サプライヤー2社への投資と協力を通じて、炭素を含まないアルミニウム精錬プロセスの開発を推進。Appleは既にこの取り組みによって生まれた低炭素アルミニウムが、現在発売されている16インチMacBook Proの生産に利用されていることも明らかにした。

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