【フィギュア】松生理乃が初のGPファイナル進出決定 今季GPシリーズで2戦連続銀メダル
<フィギュアスケート:中国杯>◇23日◇中国・重慶◇女子フリー 【重慶=阿部健吾】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦(第6戦)中国杯が23日、重慶で行われ、女子のシリーズの成績が確定した。 それにより、第2戦スケートカナダ、第5戦フィンランド大会でともに2位に入った松生(まついけ)理乃(20=中京大)が、初のGPファイナル(12月5~8日、フランス・グルノーブル)進出を決めた。 松生は流れのあるスケーティングや柔らかな動きが持ち味。過去2シーズンは全日本選手権で2桁順位が続いていたが、今季はフリーで世界的振付師のローリー・ニコル氏とタッグを組み、特長を生かしたプログラムに磨きをかけてきた。GPシリーズでは、2試合続けてフリーで1位の得点を記録。フィンランド大会後には「今回見つかった課題は次にしっかりクリアしていけるように、意識して練習していければ」と話していた。 同シリーズは10~11月にかけて6週連続で6大会が行われ、各選手(組)最大2大会への出場が可能。順位に応じたポイントの合計で競い、上位6人(組)がファイナルに出場できる。