【市川染五郎】尾上松也憧れの松本幸四郎を、息子・染五郎がイジって爆笑
一方、年長者の坂東彌十郎さんは“私、まだまだ若手だと思っていましたが、今回も稽古を拝見していて、本当に皆さん元気なんです。立ち回りができないことが寂しいと思っていましたが、なくて良かったと思っています”と、淋しいようなホッとしたような表情で語りました。 そんな作中の激しい立ち回りに、尾上さんは“ホント時間が長いですからね”と語ると幸四郎さんも“冗談じゃないくらい、ふざけるなというくらい多いです”と明かし、松也さんも“かなりびっくりしております。今が怖いです”と明かしました。それに向けての体力づくりなどの対策を聞くと“体力づくりをしているヒマも無い”とぼやき、幸四郎さんも“体力づくりをしたら逆に体力が落ちちゃうくらい”と気を引き締めていました。 そんな二人に彌十郎さんは“俺も若かったらなぁと思いますけど、でも見ていると今でも演りたくなりますね。そのぐらい周りの皆さん本当にかっこいいです。そこを見ていただいて、力んだところで私を見て緩んでくれればいいかなと思います”と、お茶目にアピールしていました。 また製作発表の会見時に、松也さんから舞台のタイトルにちなみ、幸四郎さんは「話す時に主語がない。主語なし鬼」と指摘されており、その件について染五郎さんに聞くと“これだけ日常生活を共にしていても慣れないんで、通訳が欲しいです”と、父をいじると幸四郎さんは“朧(おぼろ)の森だからしょうがない部分もあるんじゃない?”とタイトルを絡めて苦笑いで切り返していました。 すると、締めのあいさつで染五郎さんは “まあ舞台上では父も、ちゃんとしゃべっていると思いますので、ぜひ見に来てください”と再びいじり、爆笑をさらっていました。 この日の会見には坂東新悟さん、尾上右近さん、澤村宗之助さん、大谷廣太郎さん、片岡亀蔵さんも出席。舞台は12月26日まで新橋演舞場、来年2月には博多座で上演されます。 【担当:芸能情報ステーション】
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