【女子プロレス】永島千佳世が来年での〝ゴール〟を表明。「体が動く内に、引退ではなくゴールを」
26日、東京・新宿FACEにてデビュー25周年記念興行を開催した永島千佳世(フリー)が、メイン終了後のリング上から来年度の引退への意向を表明した。 豪華OGメンバーとともに、長与と闘った永島
95年4月に長与千種が設立したGAEA JAPANの一期生としてデビューした永島千佳世は、GAEA解散後はOZアカデミー所属となり、'15年よりフリーランスに転向。 昨年4月のデビュー25周年を機に初となる単独自主興行を開催予定も、コロナ禍により開催が約1年流れることとなったが、この日無事に興行開催へと至った。 場内がソーシャル仕様ながらも超満員札止めの盛況となる中、永島はヒールユニットとして活躍した「W-fix」の揃い踏みや、同期の加藤園子を始めとした豪華なメンバーが顔を揃えたメインイベント、さらに師匠・長与千種との特別エキシビションマッチの3試合に出場。 メインは自らの手で勝利を飾ると、特別エキシビションには長与のみならず、KAORU、広田さくら、豊田真奈美、カルロス天野、そして名パートナーとなったシュガー佐藤など、GAEA JAPANを彩った現役&OGが多数集結。プレミアムな時間はまたたく間に過ぎていった。 そして、メイン終了後にマイクを手にした永島は「動ける内にゴールを決めたいと思っています。まだ全然決まってないですが、来年あたりに引退しようと思っています」と突然の引退を表明。 場内が驚きの声に包まれる中、永島は「やれと言われればまだできるけど、自分で決めた形じゃなくケガなどで引退していった選手たちもいた中で、全力を出し切った永島千佳世で終わりたい」とコメント。来年のどこかのタイミングで開催予定の自主興行で幕引きとする意向だ。 現在の女子プロレス界でも、その技術の高さには選手間でも高い定評のある選手。ラストスパートではどのような姿を見せてくれるのだろうか。
週刊プロレス編集部