ジブリ『ハウルの動く城』金曜ロードショーで1月10日放送
日本テレビ系金曜ロードショーでは、2025年のジブリは、公開から20年を迎えたアニメーション映画『ハウルの動く城』でスタートすることが決定した。 【写真】ソフィーとハウル『ハウルの動く城』 本作は、帽子屋で働く少女ソフィーが、ハウルと関わったために荒れ地の魔女の呪いでおばあさんにされてしまうところから始まる。家を出て、家政婦としてハウルの城に住み込むことになったソフィーは、火の悪魔カルシファーや、少年マルクルと不思議な共同生活を送る中で、ハウルとも心通わせていく。 ベネチア国際映画祭オゼッラ賞受賞をはじめ、米アカデミー賞ノミネートなど、国内外で高い評価を受けた本作。原作の原題「Howl’s Moving Castle」(「魔法使いハウルと火の悪魔」)を見て、「城が動くって面白い」と宮崎駿監督が惹かれたことから、製作が決定。主役ともいうべき動く城のデザインから作業を始めるが、デザインに悩み、鈴木プロデューサーと話しながら大砲や屋根、煙突などを描き完成したのが、映画の中の動く城だという。足は、ニワトリの足と戦国時代の足軽の足で悩み、ニワトリの足にすることになったそうだ。 ヒロインのソフィーと魔法使いのハウルの恋が中心に進んでいく本作の物語。しかし、マルクルやカルシファーたちと共同生活をしていくうちに家族になっていく、一種のホームドラマでもある。物語が進むにつれ、かかしのカブや、魔法使いの使い犬ヒンなどがハウルの家に住みついていく。 なお、声の出演には、倍賞千恵子、木村拓哉、神木隆之介、大泉洋ら豪華俳優が参加しているのも注目だ。 金曜ロードショー『ハウルの動く城』は2025年1月10日(金)21時~日本テレビ系にて放送。
シネマカフェ シネマカフェ編集部