長崎が雪で銀世界「ちょっとでも滑ると怖い」「子どもたちは嬉しい3学期のスタート」
テレビ長崎
強い冬型の気圧配置が続き、8日は五島や長崎市内などで雪景色が広がりました。 長崎県内の多くの小中学校で8日、3学期が始まりましたが、雪の影響で休校となった所もありました。 大雪警報が南部、北部、五島に出されています(8日19時現在)。 気象台は午後4時現在、五島市三井楽町で6センチ、壱岐市芦辺で2センチの積雪を観測しました。 上空には、この冬一番の強い寒気が流れ込んでいて、最低気温は対馬市鰐浦で氷点下7.1度など、長崎県内の観測地点すべてで氷点下となりました。 KTN記者 「午前8時過ぎの長崎市西山台2丁目です。辺り一面銀世界、手元の定規で見ると4センチほど雪が積もっています」 交通にも影響がでました。 長崎バイパスと川平有料道路は全線通行止め。 長崎自動車道の嬉野~鳥栖JCT間などが通行止めとなったほか、チェーン・スノータイヤ規制も行われました。 長崎市民 「慣れていないから、ちょっとでも滑ってしまうと怖い。9日はいっぱい雪が降る予報なので、8日の仕事もタイミングを見計らって、早く帰らないといけないかなと思う」 午前7時すぎ、小学校の先生たちが向かったのは…通学路です。 桜町小の先生 「子ども達が登校するときに雪で滑らないように雪かきをしています」 新型コロナウイルスの影響でいつもより静かな年末年始を過ごした子どもたちにとって、嬉しい3学期のスタートとなりました。 女の子たち 「雪合戦!長崎ではあまり降らないからとっても楽しいです」 桜町小学校では、新型コロナの感染拡大防止のため、子どもたちはそれぞれの教室で校長先生の話や代表の児童の目標を聞きました。 児童 「3学期の目標は毎朝走って、もっと本を読むこと」 児童 「3密を避けます。コロナにかかりたくないから」 雪の影響で休校となった学校もありました。 長崎県立高校・中学校では合わせて37校が、公立の小中学校では長崎市や五島市、西海市などで合わせて65校が休校となりました。
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