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松本のカフェでカンボジアの手仕事紹介 かごバッグと織物、質の良さ伝えたい

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 カンボジアのかごや織物を紹介する「The quality of life tools~カンボジアの田舎から」が現在、カンボジア料理カフェ「こーさんのうち」(松本市島内、TEL 0263-88-5365)で開催されている。(松本経済新聞)  水草の一種、ウオーターヒヤシンスで編んだかごバッグは、クラッチタイプやショルダータイプのほか、黄色や赤色の布と組み合わせたものなどを用意する。中川裕聖子さんが代表を務める「Pavanasara(パヴァナサラ)」が、カンボジアのトンレサップ湖のほとりに構えた工房で製作。湖に自生するウオーターヒヤシンスを刈り取り、乾燥と蒸す作業を繰り返した後、一つずつ丁寧に編み上げている。  カンボジアで「クロマー」と呼ばれる織物は、2006(平成18)年、高木智子さんが立ち上げた工房「KRAMA-YUYU(クロマーユーユー)」のもの。カンボジアでは、スカーフやターバンとしてだけではなく、タオルや袋、スカートにしたり、赤ちゃんを抱っこするスリングにしたりと幅広く使われているという。伝統的な柄をベースに洗練したデザインは、単色のものから、数色使ったカラフルなもの、ボーダーやチェック柄など多彩な展開で、畳んだときと広げたときで印象が変わる。ほかに、ウオーターヒヤシンスのハンドルと好みのクロマーを組み合わせたバッグも。  同店を営むカンボジア人のチョーン・チョーブ(通称こー)さんと妻の平野曜子さんが、長い付き合いのある中川さんと企画した。新型コロナウイルスの影響で、カンボジアでも観光客が急減。土産物店で多く扱うかごバッグやクロマーの売り上げが減り、工房も苦境に立たされているという。「少しでも支援になればという気持ちもあるが、どちらかというと良いものを知ってほしいという思いが強い」と曜子さん。2つの工房での製作風景の写真も合わせて展示する。  コロナ禍で、カンボジアから商品を取り寄せるまでに予定より時間がかかった。「かごバッグは夏のイメージがあるので、本当はもっと早くに始めたかったが、しっかりしているので年中使うことができると思う」と曜子さん。企画展終了後も、常設として扱い、カンボジアの手仕事に触れる機会を設けたいという。「家で過ごすことが増え、自分の持ち物や生活道具、暮らしについて見つめ直すという人も多い。見て、触れることで、カンボジアの手仕事の魅力を伝えていければ」とも。  営業時間は11時~17時。日曜・月曜定休。9月30日まで。

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