【DeNA】番長采配次々的中で2連勝! 三浦大輔監督「プレッシャーから解放されて…」
◆「JERAセ・リーグ公式戦」中日3―7DeNA(6日・バンテリンドーム) DeNAが、中日を破って2連勝。3日の広島戦(横浜)までは開幕から8戦勝ちなし6連敗を喫していたが、4日の同カードで初勝利をつかみ波に乗った。三浦大輔監督(47)は「(連敗を脱出して)また気持ち新たに、きょう試合に臨んだ。ナイスゲームだったと思います」とナインをたたえた。 采配も次々に的中した。4日に「1番・中堅」で、今季初スタメンに抜てきして先制ソロを放った神里を「6番・右翼」で起用。「1番・中堅」には4日に初めて先発落ちした桑原を戻した。すると、桑原が先制適時打なと3安打1打席と意地を見せると、神里も6回にプロ初の満塁弾を放った。「2番・右翼」で開幕から9戦連続先発していた関根は2~4日の広島3連戦(横浜)で12打数1安打と調子を落とし、この日はスタメン落ち。それでも9回に代打で二塁打を放ち、ダメ押しの2点につなげた。 神里の6番起用について指揮官は「神里の調子も状態もいいのでスタメンで使いたいと。クリーンアップが状態いいので、そこでランナー残って6番にまわってくるので神里に思い切って打たせる。2番で小技とか送るのは、もったいないと言うことで」と説明。大野雄との相性の良さも買って、ポイントゲッターとなる6番に今季初めて神里を入れた。 投手陣の継投もバッチリだった。6回に先発の大貫が2死から4連打を浴びて2点差に迫られると、伊勢にスイッチ。7回には平田、砂田の2人を使って無失点で抑えた。8、9回は勝ちパターンの山崎、三嶋がしっかり仕事を果たした。 連敗脱出からの2連勝。三浦監督は「勝てていないというプレッシャーから解放されて明るく元気よくやってくれていた」とうれしそうだった。
報知新聞社