ANAとマンダム、CAの意見反映した保湿美容液 自社クラファンで先行販売
全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)とマンダム(4917)は1月12日、ANAの客室乗務員の声を生かして2種類のスキンケア製品を共同開発したと発表した。いずれも保湿美容液で、乾燥しやすい機内で使いやすいミストタイプと、目元や口元など乾燥が気になるところに直接塗れるスティックタイプを用意した。 製品名は「ANA×エムフォー ブライトスカイシリーズ」で、保湿美容液ミストの「エムフォー ブライトスカイシャワー」とスティックタイプの「エムフォー ブライトビュースティック」。客室乗務員が肌が乾燥しやすい機内で深夜や長時間のフライトにあたることから、ANAHDがANAの客室乗務員から実体験や肌意識などをヒアリング調査し、マンダムと商品を企画したという。 容量はミストタイプが60ml、スティックタイプが3.7グラムで、価格はいずれも3000円(税込)。また、ANAのクラウドファンディングサイト「WonderFLY」で12日から2月14日まで先行販売するという。 ANAHDでは、ポーラ・オルビスホールディングス(4927)と宇宙でも使える化粧品を共同開発するプロジェクトを進めるなど、化粧品メーカーとの協業を進めている。マンダムとの共同開発は今回が初めて。ANAHDによると、2019年4月にマンダムへ打診したという。
Tadayuki YOSHIKAWA