御嶽山 噴火警戒レベルを「1」に引き下げ 火山活動は静穏な状態に戻る傾向 「活火山であることに留意」と呼びかけも 【長野】
長野県木曽町・王滝村と岐阜県境の御嶽山について、気象庁は「火山活動は静穏な状態に戻る傾向にある」として噴火警戒レベルを2から1に引き下げました。 御嶽山は2月23日、火山性の地震が増え、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして、噴火警戒レベルが2に引き上げられました。 気象庁によると地震活動が3月中旬以降低調に経過するなど、火山活動は静穏な状態に戻る傾向にあるということです。 午後2時にレベルを1の「活火山であることに留意」に引き下げました。 ただ、火口内では火山灰が突発的に噴出する可能性があるとして、登山の際はヘルメットを持参するなど安全対策を呼び掛けています。