「ヨーグルトの汁」はそのまま捨てないで!驚くほどおいしい「鶏むね肉のパン粉焼き」の作り方
ヨーグルトを大容量サイズで買ってくると、食べている間にだんだん汁がたまってきますよね。なんとなく捨てながら「これ、もしかして栄養あるかも?」と思う人もいると思いますが、ホエー(乳清)と呼ばれるもので実際に栄養豊富な成分。捨ててしまうのはもったいない! 【画像】「ヨーグルトの汁」はそのまま捨てないで!驚くほどおいしい「鶏むね肉のパン粉焼き」の作り方 今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、手間なく簡単にやわらかく仕上がる、ホエーを使った「鶏むね肉のパン粉焼き」の作り方を教えてもらいます。
【レシピ】ホエーで簡単にやわらか!「鶏むね肉のパン粉焼き」
鶏むね肉をホエーに漬けておくことで、簡単にやわらかくなります。 [材料]2~3人分 ・鶏むね肉…1枚(250~300g程度) ・ホエー…100~150cc程度 ・パン粉…大さじ3程度 ・塩…適量 ・(お好みで)コンソメ顆粒、粉チーズ…小さじ1 ・(お好みで)乾燥バジル…2~3振り ・サラダ油…適量 [作りかた] 1。鶏むね肉を食べやすい大きさにそぎ切りにし、ホエーに漬けて冷蔵庫で30分~できれば1時間ほど置く。 2。ボウルにパン粉、塩、お好みでコンソメ顆粒と粉チーズをあわせ、水気を切った鶏むね肉にまぶす。 3。フライパンに多めの油を熱し、鶏むね肉を焼く。片面焼いて焼き色がついたら、ひっくり返してもう片方の面も焼く。中まで火がとおれば完成。
乳酸菌の力でお肉がしっとり!
鶏むね肉などのお肉をホエーに漬けると、ホエーに豊富に含まれる乳酸菌がお肉のタンパク質に働きかけて、しっとりやわらかくなります。今回は、鶏むね肉をそぎ切りにしてから1時間ほど漬けるレシピを紹介しましたが、切らずに丸ごと焼く場合は、ひと晩ほど漬けるのがおすすめ。 また、ホエーが余ったのではなくヨーグルトそのものが余って困っている場合は、ヨーグルトに漬けてもOK。漬けたあと味つけをして焼けばヨーグルトの風味は気になりません。もちろん鶏肉以外のお肉でもやわらかくなりますので、その日の献立にあわせてホエーを活用してみてくださいね。