「まるでTOP5」アルカラス上海マスターズ敗退、シナーとの準決勝ならず<男子テニス>
ロレックス・上海マスターズ
男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は10日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのC・アルカラス(スペイン)は第30シードのT・マハーチ(チェコ)に6-7 (5-7), 5-7のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。 【アルカラス「謝りたい」一夜明け言及】 前週のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)を制したアルカラスは、この日タイブレークの末に第1セットを落とすと、第2セットでは第11ゲームでブレークを許す。最後はマハーチにネットプレーを決められ、1時間54分で力尽きた。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されており「まるでTOP5の選手と対戦しているような気分だった」と語った。 「最初から最後まで、彼(マハーチ)のレベルは非常に高かった。彼のボールのスピードは信じられないほどだった」 一方、勝利したマハーチは準決勝で第1シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で第5シードのD・メドベージェフを下しての勝ち上がり。 「ATPマスターズ1000」で初の決勝進出を狙うマハーチは「(準決勝を)楽しみにしている。本当に楽しんでいるし、最高の選手たちと対戦できることをうれしく思う」のコメントしている。