セレブの冬の相棒、ダウンジャケットのベーシックスタイル術。
エミリー・ラタコウスキーやベラ・ハディッドが愛用する、リアルに使える1枚をコーディネートとともに検証する。
エミリー・ラタコウスキー 頼りたくなる王道アウトドア。
NYで愛犬を散歩するエミリー・ラタコウスキーは現在、第一子を妊娠中。防寒はマストな妊婦の彼女が選んだのは、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)のUSAモデル。1996年のヌプシジャケットの復刻版は、90年らしさを感じさせるゆったりしたボックスシルエットが特徴だ。ベーシックカラーを選びがちなダウンだけど、エミリーのようにバイカラーをチョイスすれば脱マンネリ気分も味わえる。どんなデニムにもフィットする万能な1枚。
ベラ・ハディッド 大活躍間違いなしのブラック。
セーターやデニムなど、赤を差し色に使ったカジュアルコーデでNYの街を闊歩するベラ・ハディッド。ブラックのダウンの胸もとにも、さりげなく赤いストライプが。実はこのジャケット、彼女が先シーズンから愛用しているアレキサンダー・ワン(ALEXANDER WANG)のチャイナタウンダウン。ショート丈のすっきりとしたデザインはデイリーでマルチに活躍してくれそう。
リタ・オラ 徹底してスポーティに。
ロックダウン中にも関わらず、レストランに友人を集めて誕生日パーティーを開催したことで約140万円の罰金の支払いを命じられというリタ・オラ。思わぬ騒動を起こしてしまった彼女はその後、深く反省しているとコメントをしている。そんな彼女のオフスタイルは、DKNYのオレンジのダウンで防寒対策も徹底。迷彩柄のパンツにスニーカーを合わせてスポーティに仕上げた。
エミリア・クラーク 女性らしい柔らかな着こなし。
ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られるエミリア・クラークは、冷え込むロンドンの街で温かいドリンク片手にジル・サンダー(JIL SANDER)のダウンで急ぎ足。ハードになりがちなダウンも、優しい色使いとオーバーサイズシルエットの1着を選べばこんなに女性らしい雰囲気に。エミリアのようにデニムに合わせるのもいいけど、スカート相性もグッド。茶色のニット帽とブーツをカラーマッチさせた、彼女らしいソフトな着こなしを披露してくれた。
VOGUE JAPAN