【速報】2025年新型TMAX560/TECH MAXがデビュー! 新ヘッドライトとコーナリングABSを備えて進化
最新のブレーキコントロールシステムを搭載
フレームはTMAXの伝統とも言えるアルミ製のツインスパータイプで、フロントには倒立フォーク、リアには長さのあるスイングアームを組み合わせて高い運動性能を実現している。ホイールサイズは前後15インチで、ホイールを軽く強度の高い鍛造品とすることでバネ下重量を軽減している。 ブレーキは前後ディスクタイプを採用しており、いわゆる「コーナリングABS」と呼ばれるブレーキコントロールシステムを装備。もともとヤマハの高性能スーパースポーツバイク用に開発されたこのブレーキコントロールシステムは、アンチロックブレーキシステムと連携して、急ブレーキ時や低トラクション路面での走行時にブレーキスリップを最小限に抑えてくれる。慣性測定ユニット (IMU) によって起動されるこのシステムは、さまざまな速度、傾斜角、道路状況で最も快適なブレーキ性能を提供することを目標として開発されている。 さらに、走行条件に合わせて希望のエンジン出力特性を選択できる「D-MODE」と、滑りやすい路面などで後輪へのパワーを調節するトラクションコントロールも装備されている。これに先述のブレーキコントロールシステムを加えることで、このスポーツスクーターの既存の電子制御技術パッケージが補完され、さまざまな路面状況において乗り手に高いレベルの自信を与えることに成功している。
新しい7インチTFTダッシュボードを採用
7インチTFTダッシュボードがアップグレードされ、3つのスクリーンレイアウトを選択できるようになった。これによりライダーは、自分にとって最も重要な情報に重点を置いたレイアウトを選択できるようになった。さらに「My Ride」アプリを介してスマートフォンを接続することで、音楽を再生したり、SMSを表示したり、通話やメール通知を受信したりすることもできる。 iPhoneまたは Android端末にダウンロードできる「Garmin Motorize」アプリを通じて、フルマップの Garminナビゲーション(※イギリスではフルマップのGarminナビゲーションを無料で使うことができるが、すべての国で提供されているわけではないので注意)にアクセスできるようになる。さらにナビゲーション機能に加えて、このアプリを使用することで交通、天気などに関する情報も表示できるため、ツーリングの際などにより効率的なルーティングを行なうことができるようになる。 その他、シート下の収納スペースには、フルフェイスヘルメット1個または、オープンフェイスヘルメット2 個 (サイズと形状によって異なる) を収納できる。また、スマートキーイグニッションにより、ライダーがスマートキーを持っている限り、イグニッション、シート、燃料タンク、メインスタンドをキーレスで操作することができるようになっている。さらに、上級モデルである「TMAX Tech MAX」には、ヒーター付きシート、ヒーター付きグリップ、電子調整式スクリーン、クルーズコントロールなどが装備される。