【浜松オート・GⅠスピード王決定戦】鈴木圭一郎が2着優出「30歳で早く1着が取りたい」
浜松オートのG1「第66回スピード王決定戦」は30日、準決勝戦が行われた。 鈴木圭一郎(30=浜松)は今節、マシンの仕上げに苦しんでいる。前検日からパーツ交換を連日行うものの3日目の準々決勝戦は3着。そしてクランクケースとリングを替えて臨んだ準決勝戦12Rは2着…。何とか優勝戦に駒を進めたが、表情は冴えない。 「3日目よりは多少、いいかな。でも、試走で有吉(辰也)さんと比較しても、自分は早くグリップを開けているのに追いつかない。レース足があまり良くない。タイヤが良かったから、思い切り突っ込めて2着に行けた」 整備が実らず、このままでは勝てないと、パーツ交換を決めた。 「クランクとシリンダーを替えてみる。クランクは今までで一番動いたもの。シリンダーも実績ある中から選んでみる。川口(SG・日本選手権)の時ほどじゃないけど、悪い状態なので」 この日は30歳の誕生日だったが、勝利で飾ることはできなかった。「30歳で早く1着が取りたい」と本音をチラリ。優勝戦、V奪取という最高の形で1日遅れのバースデー勝利を――。まずは試走の動きに注目だ。
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