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3人の皮膚科医がアドバイス! マスクをつけることによってできるニキビ「マスクネ」を防ぐには

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ハーパーズ バザー・オンライン

マスクやフェイスシールドをつけることは新型コロナウイルス感染拡大を減らす上で重要だが、残念なことに副作用もある。マスクとアクネ(ニキビ)を組み合わせた造語、“マスクネ”や“マスクアクネ”と呼ばれる吹き出物や赤み、炎症が口や頬、顎のラインに出るのだ。 【写真】食品、化粧品、動物……アレルギーを持つセレブ30人 こんな嬉しくない副作用を起こすまで防護具を何時間もつけている必要はない。けれど、医療従事者やエッセンシャルワーカーは、ピタッと密着するマスクを長時間つけていることで、こうした肌のトラブルを起こすリスクがもっとも高い。 そこで、マスクネの原因と症状への対処法、マスクによって吹き出物ができる可能性を最小限に抑える方法を3人の皮膚科医に聞いてみた。

マスクネはなぜできる?

肌荒れは通常、きつい衣類やゴワゴワした保護具で皮膚が圧迫されることによって起こると、Bupa UKの皮膚科医ステファニー・マン医師は言う。「初期段階では単に皮膚がザラザラするとか凸凹する感じがするだけですが、この状態が進行すると、小さなニキビや吹き出物が炎症を起こし、もっとはっきりと赤く腫れるようになります」と、彼女は説明する。 これは、マスク下の環境が原因だ。汗や皮脂分、細菌などがマスクの下で皮膚の上に閉じ込められ、すでにマスクの材質が皮膚を擦ることで炎症を起こしていることと、ふだんより湿気レベルが高いことが合わさって、皮膚のバリア機能を破壊してしまうのだ。 「マスクによって閉じ込められた閉鎖環境と酸素不足によって、皮膚が正常に機能できなくなります」と、皮膚科医でClinogen Laboratoriesの創業者スジャータ・ジョリー医師は説明する。「高湿度と熱によって毛穴がブロックされ、皮脂が閉じ込められた時にそうなるように、細菌の増殖を促して炎症や吹き出物につながるのです」

マスクネへの対処法

【マスクをつける前に】 マスクネができても、自分で対処できる。「マスクをつける前に、特にマスクによって圧迫される部分にモイスチャライザーや保護的なバリアクリームを塗ることをお勧めします」と、コンサルタント皮膚科医で名誉上級講師のファヒーム・ラシーフ医師。 「ニキビができやすい人は、製品を選ぶ際にノンオイリー(油分を含んでいない)、ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせない)やノンアクネフォーム(発疹を起こさない)といった用語が書いてあるかチェックしましょう」。「また効果が出るように、これらをマスクをつける30分くらい前に塗って、マスクをつけているのが辛くならないようにしましょう」 【マスクをつけたあと】 マスクを外したら、顔をよく洗って、潤いを与えるモイスチャライザーを塗って。皮膚科でニキビ治療に処方されるような過酸化ベンゾイルやレチノールなど刺激の強い成分を含んだ製品は、マスクによる摩擦が加わるとさらに皮膚に炎症を起こしてしまうので、避けること。 「皮膚が癒えるまで、メイクアップするのは避けましょう。マスクによる肌トラブルを悪化させてしまいます」と、マン医師。「また、マスクを定期的に洗いましょう。普通の洗濯物と一緒に洗っても構いませんが、できれば60度以上で洗うようにすること。無香料で低刺激性の洗剤を使いましょう。それでもトラブルが起こる場合は、皮膚科医の診察を受けることが大事です」

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