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加藤登紀子『心をととのえるインテリア』茶話 (2)駆け足で最旬コペンハーゲンスポットを巡る

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本がすき。

今や、家はくつろぐだけの場から「働いて、くつろぐ場所」へ。 コロナ禍のもと、インテリアへの関心は高まる一方です。7月に出版された『心をととのえるインテリア』の著者で、これまで取材で1000軒を超えるお宅を取材してきた加藤登紀子がこの本の実例取材で訪れたコペンハーゲン&パリの、本に書ききれなかった現地情報をレポートします。

11月6日 コペンハーゲン3日目。この出張ではコペンハーゲンとパリに暮らす7人のクリエイターの自宅を取材する予定。インテリア取材の宿命ですが、先方の都合あってのことなので、1週間のうちにコペンハーゲン、パリ、コペンハーゲンと、2都市を行き来することに。今日は夕方、いったんパリまで移動ですが、それまでの時間は、コペンハーゲンの話題のインテリアショップをできる限り見て歩くことに。 ひんやりと澄んだ空気の中、10時のオープンジャストに訪ねたのは「GUBI」。

王宮に近い瀟洒な地区にある、400平方メートルの広い店内。リビングやダイニングなど、生活シーンごとのコーディネートが展開されています。デンマーク家具の輸入販売に長く携わる人に聞くと、1967年に創業した老舗の家具ブランドですが、近年大きな資本が入り事業を拡げているといいます。

今どきのモダンテイストで、おおかたの洗練の行先は国を問わず同じような雰囲気か……と思いきや、つぶさに見れば自国の名作家具など伝統の輪郭を残しています。

そしてデンマークインテリアのDNAを感じるのは「色づかい」。スモーキーな近似色を組み合わせることで、静けさのなかに安らぎを生みだしています。

ユーザーはどんな人たちだろうと思いましたが、翌日パリでこれらの家具に再会することとなり、その答えはパリでわかりました。ここで見ておくことができてよかった。

ミラーなどの小物類の一部は日本でも「CIBONE」(ショップ、オンライン)で購入できる

2軒目は「GUBI」から徒歩数分の「ルイーズ・ロー・ギャラリー」。 オーナーデザイナーのルイーズが2018年にオープンしたコンセプトショップです。フラワーベースやテーブルウエア、ラグやクッションといったインテリア小物が並ぶ店内。アイテム数は多くはありませんが、吟味した素材による洗練されたデザイン。中でもガラスのフラワーベースはひときわ美しく、その佇まいで周りの空気をかえるようなオーラを感じます。

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