スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」発売。「力強さ、上質さ、洗練さ」をあわせ持ったコンパクトSUV。
スズキは9月16日、新型「フロンクス」の発売を発表した。フロンクスは、小型スポーツタイプのSUV。世界戦略車の位置づけで、インドの生産拠点から世界各地へ展開。インド乗用車市場では、最速で累計販売台数10万台を達成するなど、高評価を受けている。そして今回、満を持して日本市場での発売開始となった。 【画像14枚】「満を持して」国内発売が発表されたスズキ新型SUV「フロンクス」 新型フロンクスは、「扱いやすいクーペスタイルSUV」が開発コンセプトとなっており、力強さ、上質さ、洗練さをあわせ持つデザインに、取り回しの良さと快適な室内空間を確保した新ジャンルのコンパクトSUVだ。 同日都内で行われた発表会では、鈴木俊宏社長が登壇。国外で高評価を得ているモデルの日本投入に向けても、商品力に自身を示した。 【画像14枚】「満を持して」国内発売が発表されたスズキ新型SUV「フロンクス」 エクステリアは、バックドアが大きく傾斜したクーペスタイルで、流麗で洗練された印象に。フロントマスクは、大きく回り込んだフェンダー形状と二段式のヘッドライトの採用によって、個性的で存在感のあるデザインとなっている。 インテリアは、ブラック×ボルドーを基調とした配色で、スポーティーで高級感がありながらSUVの力強さが演出されている。また、日本仕様はインド仕様から配色の変更が行われ、日本の風土にあった上質な雰囲気に仕上がっている。 そして、新型フロンクスの最大の特徴の1つは、コンパクトSUVならではの取り回しの良さ。最小回転半径は4.8mとなっており、狭い路地や駐車などでも扱いやすい仕様となっている。 また、走行性能面では、ロングホイールベースによる高い直進安定性が特徴。低重心、ワイドトレッドが生み出す高い操縦安定性も魅力。日本向けに足回りの調整も行われている。 エンジンは、力強い加速性能と上質な走りを実現する1.5LのK15型エンジンと、マイルドハイブリッド、6ATの組み合わせにより、スムーズかつ力強い走りを実現している。 日本市場へ向けては、降雪地域などでの使用を想定した4WDモデルも設定されている。 新型フロンクス、価格は2WDモデルで254万1000円。4WDモデルで273万9000円となっている。 >>発売が発表された新型フロンクスと、同日発表会に登壇した鈴木俊宏社長。 >>ブラック×ボルドーの上質さとスポーティーさをあわせ持ったインテリア。 >>1.5LのK15型エンジンと、マイルドハイブリッド、6ATの組み合わせにより、スムーズかつ力強い走りを実現 【すべての画像を見る】 関連記事:スズキ 新型フロンクス
ピットイン 編集部