侍ジャパン、史上初の全勝優勝に王手 台湾との決勝”前哨戦”に競り勝ち国際大会27連勝【プレミア12】
◇23日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」2次リーグ 日本9―6台湾(東京ドーム) 試合前に決勝進出が決まっていた大会連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」が24日の決勝で対戦する台湾に勝利。今大会無傷の8連勝とし、国際試合27連勝を記録した。 打線は1回に一挙4得点。台湾の先発がエース左腕・林昱珉投手から、急きょ変更された同じ左腕の陳柏清投手に代わった中、打者5人でマウンドから引きずり降ろした。 村林の侍初安打となる先頭打者本塁打で先制すると、その後の無死一、二塁で4番・森下が2点二塁打をマーク。さらに紅林の犠飛で幸先のよいスタートを切った。1点差に迫られた直後の5回に暴投と清宮の2点三塁打で3得点。6回に2点を返された裏の攻撃で辰己の2点二塁打で突き放した。 投手陣は先発の早川が4イニング0/3を3安打3失点。3回にピッチクロック違反からストレートの四球を与えるなど計7四球で制球が定まらなかった。無死満塁の窮地から後を継いだ清水は、1イニング無失点で火消しに成功。3番手の北山は3イニングを2失点。6回に2失点したが、その後は5奪三振で安打を許さなかった。最後は横山が締めた。 24日の決勝(東京ドーム)は大会史上初の全勝優勝を懸けてこの日と同じ台湾と対戦する。
中日スポーツ