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「この年になって走らせるなよ!」絶望した男性に訪れた奇跡、漫画に 楽しかった頃、思い出し…かけた電話

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 終わらない仕事、叱責される日々……孤独の中で、精神的に追い詰められた男性。人生に絶望し、ロープに手をかけた時、思い出したのは少年時代の輝きでした。主人公と友人の数年にわたる関係を描いた漫画が、ツイッターで「鳥肌立つくらい感動した」「涙腺崩壊」と話題になっています。作者の江戸川治さん(@edoosam)に聞きました。(野口みな子) 【マンガ本編はこちら】「この年になって走らせるなよ!」絶望した男性に訪れた奇跡 友人にかけた電話は…

4ページの感動作「ずっと友達」

 「『友達』っていって まっさきに思い浮かぶのは宮田だった」  漫画は主人公の男性の回想シーンから始まります。「宮田」とは高校3年間、同じクラスで同じ部活でした。「2人でサボれば恐くないっしょ」という宮田。「よく2人でサボっては…バレて走らされたりしたっけ」と、楽しい時もつらい時も、一緒に過ごす2人が描かれています。大学が東京と大阪で離れてしまっても、連絡を取り合っていました。  しかし、風向きが変わったのは、社会人になってからでした。  「連絡も減っていき やがて ゼロになった」  昔仲が良かった友だちも、年を取るにつれ疎遠になっていくのはよくあること。でも、その後の2人の運命は、あまりにも対照的でした。  「宮田」はいきいきと仕事をこなし、結婚して子どもにも恵まれ、幸せそうに過ごしている一方、男性の行く先には徐々に陰りが見え始めます。仕事に忙殺され、周囲からの叱責の中で、うつむく日々。絶望の果てに、ロープに手をかけ自らの人生を終えようとします。  その瞬間、思い出したのは、宮田と過ごした時間でした。  「あの頃が一番楽しかったな…」「宮田 会いたい…」  一縷の望みをかけて、男性は宮田に電話をかけます。しかし、家族と過ごしている宮田は電話に気づきません。  そして、暗転――。

「どうか気づいて」読者がドキドキした次の瞬間…

 「この年になって また走らせるなよ……!」  次のコマに現れたのは、汗だくの宮田でした。男性の電話は、宮田に届いていたのです。服装から見るに、宮田は家からそのまま飛んできたことがわかります。  「宮田 本当に…来た…のか 大阪から…金かかっただろ…」。泣き顔のまま、途切れ途切れに話す男性。  「会社は…」「いやサボったって!」  宮田は男性の肩を抱き「お前も明日会社サボれよな!」と声をかけます。それは、高校時代と変わらない言葉でした。  「2人でサボれば恐くないっしょ!」

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