ラッセルがラスベガスGP予選で今季3度目のPP!サインツ、ガスリーが続く…王座を争うフェルスタッペン&ノリスが5-6に並び、角田裕毅7番手|F1
2024年のF1第22戦、ラスベガスGP予選が現地時間22日行われた。 現地ネバダは夜22時を迎え、気温12℃、路面温度15℃とかなり寒い状況で予選開始となった。 【動画】「ラッセル、ポール‼ 決めてきた」”1番最後にアタックしたい”とリクエストしたラッセルが宣言通りにポールポジション獲得!奮闘の角田裕毅は7番手 18分の予選Q1が始まると、多くのチームはすぐさまトラックで周回をスタートさせ、蓄電ラップとアタックラップを繰り返す展開となった。ハース勢はガレージ内で留まりトラックエボリューション効果を期待して、Q1後半まで温存となる。 VCARB角田裕毅は2度目のアタックで1:34.252をマークし、Q1の前半時点では上位勢に匹敵するタイムを叩き出した。 残り4分を切ると、トラックエボリューションが大きく、タイムがさらに上がっていく。タイヤの温度管理が難しくウォームアップラップを2周入れる展開の中、ラストアタックで15番手に入れなかったのはセルジオ・ペレス、フェルナンド・アロンソ、アレクサンダー・アルボン、バルテリ・ボッタス、ランス・ストロールの5台だった。
続く15分のQ2でもウォームアップを2周入れてからアタックするドライバーが多数に。残り4分時点でトップはジョージ・ラッセル、2番手ルイス・ハミルトンと続き、タイムは1分32秒台に突入する。角田はこの時点で1:33.484で9番手に。 そして残り3分が迫ると、各車は2度の蓄電ラップからのワンアタック勝負へと出ていった。角田がランド・ノリスを上回る1:33.089をマークした直後、ターン14~16の複合コーナーにおいて、ターン15イン側ウォールにタイヤを当てたフランコ・コラピントがクラッシュし、そのままマシンストップ。これでQ2は赤旗でセッション終了となった。 ここで10番手に入れなかったエステバン・オコン、ケビン・マグヌッセン、チョウ・グァンユ、コラピント、リアム・ローソンがQ2敗退となった。 パーツやデブリがトラック上に散乱し、さらにウォールが大きく歪んでいるため安全面確保によりQ3開始がディレイになるとアナウンスされている。 現地時間23:09よりQ3スタートと発表され、上位トップ10のグリッド順を決める12分間のQ3が開始となった。