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“Twitterトレンド入り”量産の方法とは? ユーザーの話題集める「バンドリ!」のSNS運用

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ITmedia NEWS

 狙ったワードをTwitterのトレンドに入れる──SNSマーケティングの理想だが、実際はそう簡単なものではない。しかしスマホゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」を開発・運営するCraft Eggは、3月1~16日の間“毎日Twitterトレンド入り”を目指していくつもの施策を展開し、その8割を成功させたという。齋藤隼一さん(マーケティング室 室長)は「ユーザーファースト」に基づく情報の出し方こそがトレンド入りのカギと話す。 16日のTwitterトレンド  バンドリ! ガールズバンドパーティ!は、架空のガールズバンドやそのメンバーたちの活躍を描くリズムゲーム。公式Twitterアカウントのフォロワーは7月1日現在で約157万3000人。トレンド入りを目指していた3月1日~16日は3周年に向けた施策の情報を公開していたという。  具体的には、YouTubeでの生配信やTwitter上で新しい楽曲やガチャ、ゲーム内に登場する新バンドの情報などを公開。コロナ禍の最中にもかかわらず連日話題を集めることに成功し、16日から実施した3周年の施策では、1周年や2周年の施策に比べて最多の新規ユーザーやMAU(月当たりのアクティブユーザー)を獲得したという。  そんなCraft EggのSNS運用だが、Twitterトレンド入りを量産するためには「自分たちの都合ではなく、ユーザーが求める情報やタイミングを予測して“ユーザーファースト”で発信することが重要」(齋藤さん)という。  バンドリ! ガールズバンドパーティ!では情報を公開するたびにユーザーの反応をチェックし、その傾向をノウハウとして蓄積。公式Twitterアカウントを運用するチーム間で共有し、ユーザー目線で情報を公開するタイミングやその中身を検討した。  例えば3月1日には「YouTube Live」などの生配信サービスを利用して、新しいガチャの情報や、ゲーム内の新バンド「Morfonica」(モルフォニカ)を発表。視聴できる時間が限られる生配信では情報の大枠を、見返しやすいTwitterでは詳細を記載した画像やイラストなどを公開した。発信する内容によって媒体を使い分けることで、ユーザーが話題にしやすい情報の出し方を心掛けているという。  番組配信後には「モルフォニカ」や「バンドリ」など、計16個のワードをトレンドに入れることに成功。ユーザーからの反応も良く、媒体の使い分けをしないときと比べて「リツイートやいいねが集まるスピードが違う」(齋藤さん)という。  ゲームに登場するバンドやメンバーはなるべく平等に扱い、誤解を招かない形で情報を伝えるように注意した。新しい情報は決まった時間(正午前後)に公開し、Twitterユーザーが注目しやすい環境を整えたという。  齋藤さんは「コロナ禍の中でもユーザーファーストを貫くことで、競合に先手を取って施策を展開することができた。アフターコロナでも、出すべきときに(情報を)出せるように、常にスピード感を持って動くことが重要になる」としている。

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