心までほっこり! 冬に食べたい、あったかグルメをエディターが厳選
あったかい食べ物が恋しい季節。体だけじゃなく心までじんわり温めてくれそうな冬グルメを、エディターが選りすぐり!
体が優しく温まる、京風中華の極み。
寒いこの季節になると、京都にある広東料理店「鳳泉」の味が恋しくなります。京風中華は、ニンニクなど強い香辛料を多用せずに素材を活かした味付けが特徴。さっぱりとしていて、とても美味しいです。 地元の人にも人気のこの店は、焼売や春巻きなど食べるべき名物が沢山あるのですが、僕が好きなのは、広東麺。好みな細麺とコクがあるのにスッキリとしたスープの上に、モヤシやネギなどが入った餡かけが乗ったオーソドックスな一品です。 優しい味と程よい歯応えがある食感は、ひと口、またひと口と食べるうちに、京都の街を散策して冷えた体を中からフワッと温めてくれます。しばらくは旅行も自粛していますが、早くこの味をまた食べられるようになるといいな、と思います。(VOGUE GIRL副編集長 荒井 現) 鳳泉 https://kantonhosen.wixsite.com/hosen
体の芯からウォームアップ。滋味深いスンドゥプチゲ。
ほっと心も体もあたたまるスンドゥプチゲが大好きで家でもよくつくりますが、本格的な味を求めて通っているのが麻布十番の「純豆腐 田舎家」。ぐつぐつと音をたててやってくるその風貌は何度見ても食指が動きます。あさりとお野菜のうまみが効いた滋味深くホットなスープは一度舌が覚えるとやみつきになる味。ほどよくとろんとした卵を崩しながら、あっつあつのお豆腐を頬張れば真冬でも体が一気にぽかぽかに。ピリリとあたたまるスンドゥプチゲで2021年のはじまりも乗り切ろうと思います。(VOGUE GIRL エディター 蔵澄 千賀子) 純豆腐 田舎家 https://www.facebook.com/sundyobuinakaya/
古民家風の一軒家でいただく、心温まる一杯
表参道からちょっと入った裏路地に佇む「しろう」は、休日の美容院終わり、ショッピング途中などに立ち寄るお蕎麦屋さんです。古民家の古材を使ってリノベーションされた和空間は、温もりを感じる雰囲気であり、都心の喧騒の中にいることを一瞬忘れさせてくれます。風味豊かでフレッシュなお蕎麦は、店内にある打ち場で作られたこだわりのもの。いろんな種類があるので、毎回目移りするのですが、結局、わたしが落ち着くのは温かい卵とじ蕎麦。江戸前スタイルのちょっと甘めのお汁とふわふわの卵のやさしい味わいは、何度でも帰ってきたくなる味です。蕎麦を使った一品料理もどれも上品で美味! お一人様でも、デートや女子会にもおすすめな、ちょっと大人なお店です。(VOGUE GIRL エディター 諸岡 由紀子) しろう http://www.shiro-tokyo.jp/