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民法改正で<保証>はどう変わった? 暮らしに与える影響って?

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ファイナンシャルフィールド

「絶対に迷惑掛けないから安心して」と友達にいわれて借金の保証人になったら、借りた本人は行方不明、借金だけ残り、保証人が払う羽目になったという話を聞いたことはありませんか? 保証とは、簡単にいえば、「借金を人で担保する」制度で、抵当権と並んで、非常によく利用されています。 特に、アパート入居者の保証人になったり、事業資金融資を受ける経営者の保証人になったりというケースがよくあります。 保証は、お金を借りた人が返済すれば問題ありません。 しかし、保証の内容をよく知らずに気軽に保証人になったら、自分の財産まで失う可能性もあります。 そのような人が出てくるのを防止するために、この4月、民法は保証のルールを改正したのです。 今回は、新しい保証のルールのうち、暮らしに直結するポイントをお話します。

保証って何?

まず、保証についての基本的な知識をおさらいしておきましょう。具体例で考えてみます。 Aさんが、1000万円の事業資金をB銀行から借りたとします。 その1000万円を返す義務(金銭債務)につき、CさんがB銀行と保証契約を締結しました。 このケースで、Aさんが事業に失敗して財産がなくなり、1000万円と約定の利息を期限までに返せないときは、B銀行はCさんに請求することができます。 CさんがB銀行の請求に応じなければ、B銀行はCさんの財産に強制執行することができます。 強制執行とは、裁判所で行う強制的な売却手続きのことで、Cさんは拒むことはできません。 他人の借金なのにおかしいと思うかもしれませんが、B銀行にしてみれば、お金を回収する手段としてCさんに保証人になってもらったので、返してもらう権利があります。 友人や親戚に頼まれ断り切れず保証人になったり、気軽に保証人になったりすると、大変なことになります。 保証契約をするとしても、十分に理解したうえで契約に臨みましょう。

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