「この仕事を2人でもう1回やっていく」TKO木本さん会見1月23日(全文4完)
あらためてお笑いへの熱意、情熱を教えて
記者:結成から30年以上たつと思うんですけれども、あらためてお笑いへの熱意、情熱を教えてください。 木本:一時期、そういう情熱っていうのが完全に消えてしまいました。騒動発覚後。で、もうどう考えても無理だと思いましたし。でも少しずつ事態が前進して、気持ちにも少しずつ余裕が生まれたときに、もう一度、テレビっていうものを見始めたんです。テレビからも逃げてました、当初は。 で、テレビを見始めたときに、すっかりとまた新しい世代の人たち、賞レース見てても新しい人たちの笑いっていうのを見たときに、すごく刺激を受けて、やっぱりすごいな、お笑いは、って思って。だから今、テレビで活躍している、本当に後輩に当たるんですよ、ほとんどの人たちはもちろん。そういう彼らに思いっ切り刺激を受けてます。だから、それがまたもう1回、自分の中でモチベーションになって、及ばないかもしれないです、今の僕に。及ばないかもしれないですけど、この人たちともう1回、同じ現場で仕事したいなって思うぐらい、今、楽しませてもらえてるんで、そういう意味でモチベーションとなって頑張ります。 司会:じゃあ、最後。はい。 記者:いいですか。 司会:はい。
世の中から受け入れてもらえそうか
記者:すみません。ABEMAの辻と申します。じゃあ、まず、お2人にお伺いしたいんですけれども、こういった騒動があって、で、お金を実際に失った方もいらっしゃって。それからの再出発というところで、お2人は世の中の皆さんにこれから受け入れてもらえるのとか、そういったものっていうのはどういう、受け入れてもらえそうですか。どう思いますか。 木本:受け入れてもらえそうだとかっていうような方向ではまったく考えてなくて。で、受け入れてもらうにはどうしようとかっていう発想もなくて。信頼を取り戻さないと駄目なので、それが受け入れていただけたっていう結果になれば最高なんですけども、受け入れてもらうとか、めっそうもないっていうぐらいの今、気持ちなので、もう1回、ちょっと見たろうかっていうぐらいの気持ちになれるように頑張ろうと思ってます。 記者:木下さん、いかがですか。 木下:僕も3年前に不祥事を起こしまして、それから皆さんのおかげで、ちょっとずつ自分を出せていけたというか、出してくれたと思うんですね。で、木本も今日、包み隠さず、うそなく、皆さんに伝えれていたと思うので、これをもう本当に1個1個、今日から、包み隠さず皆さんの前で話せていけるようになれば、そうですね、信頼を取り戻せるようになって、そしてコントという形で、僕らの芯であるコントという形で皆さんに笑っていただけるような日が早く来れるように頑張ります。 記者:ありがとうございました。 複数:ありがとうございました。 司会:はい、ありがとうございました。それでは、少しのお時間だけ写真を撮っていただくお時間を取らせていただこうと思います。 木本:よろしくお願いします。 司会:すみません。スタッフの方、机と椅子をちょっといったんどけていただいて。 (完)【書き起こし】TKO木本さん会見1月23日