「この仕事を2人でもう1回やっていく」TKO木本さん会見1月23日(全文4完)
木下さんの涙の理由は
記者:木下さんの目がうるうるしているように見えるんですけど、その涙の理由とは? 木下:いや、この日を本当に待ってたので、ようやく前に進める日だなっていう、ちょっと感慨深いのはあります。 木本:芝居ではなく。 木下:芝居ではないです。まったくそんなこと。そんな器用ではないので。 木本:いや、でも、実際のところ、2人で話してるときに、すぐ僕の思いをぶわーって説明させて、時にはちょっと乱雑な言い方で、こうしたいねんとか、今これできへんねんとか、何度も2人で打ち合わせしている中であったんです、僕が感情を荒らげるところ。で、それも本当に全て木本にしか分かれへん感情やから全部聞くっていう姿勢で聞いて、で、僕が熱弁を振るえば振るうほど、ちょっとこういうふうに目を潤ませて、ちょっと涙流してくれて。きっと僕、それほど何も気を使わず相方に感情をぶつけてたんだなっていう、感謝の気持ちと申し訳ない気持ちがあります。だから、ちょっと、最近よく見る顔です。 記者:公には、この2ショットは、こうやって私たちが目にするのは久しぶりですよね。 木本:はい。3年ぶりに2人でこうやってそろってこういう場に立てたんですけど、まさか、僕は相方をなんとか松竹芸能に戻ってきてもらって、またコンビとして頑張っていきたいというつもりでやってきたのに、まさかこういう形で2人がそろうっていうことになるとは思いませんでしたけども、とにかく2人そろうことはできました。 記者:木下さん。 木下:はい。
木本さんから投資の誘いはなかったのか
記者:木本さんから投資のお誘いはなかったんですか。 木下:なんでないの? 逆に。いや、いや、なんでなんですかね。僕にはなかったですね。いい化粧水は薦められたことあったんですけど、なんでそんなこと。え、なんでなんかな、逆に、とは思います。 木本:それは、ついでに説明させていただくと、そういう話を普段からしてなかったので。 木下:まあね。確かに【関係性として 01:16:00】。 木本:別にそういうのに興味がない人やったんで。で、そういうのを興味持ってる仲間内でそういうことになってしまったんで、興味ない人に、ちょっとこんなんあるけどやらへんかっていうようなことは、そこだけは決めてたんで。だから、相方は特に興味なかったんで。興味あるのは、もう化粧水の話だけやったんで。 木下:そんな興味あるかな、俺。 木本:ということです。 記者:せっかく今日、これだけマスコミがいるので、新たな旅立ちです。TKOというコンビを売り込んでください。 木本:ありがとうございます。はい。とにかく僕たちは今、崖っぷちです。ていうか崖から落ちてます。でも、お笑いっていう仕事に甘んじて、僕たちの気持ちとしては。お笑いだから、落ちてしまった崖から、まず崖に登るところっていうことをしていかないと駄目なんで、その上がっていくさま、この50代に突入して本当に情けない姿になります。でも、その情けない姿を見て笑ってもらえる日が1日でも来るように、信頼を取り戻せるように、真っすぐ頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。 木下:TKOの意味は、隆行木下、武宏木本、で、Oは大阪とかいってたんですけども、これで、「とにかく、苦労してる、おっさん」になりましたんで、その気持ちを胸に刻みながら1歩1歩前に進みたいと思います。 記者:3年前は、最後、どういうシチュエーションでお2人? 木本:3年前の最後ですか。それがちょうど僕の大阪の、僕たちの地元の大東市っていう場所でライブをする日だったんです。最後に会う日が。その日に地元でライブをして、お母さんも来てたりして、今日が最後やなって言ってライブをして別れたっていう、それが3年前でした。 木下:サンドウィッチマンも一緒に。 木本:はい、そうですね。 記者:じゃあもう、次、2月の大阪が第1弾ということですよね。 木本:はい。 記者:そのあとは、どこを回りたいとか、全国に行きたいとか、希望はありますか。 木本:もうそれは、そんな話、全然してないんですけど、僕、本当に来てもらえるなら、全国、ライブで回りたいね。