アレンジが苦手な人でも簡単に作れる“絶対に失敗しない!”「チキンのトマト煮」&「カブのサラダ」【谷原章介のテイバン+】
大家族に晩ごはんを作っている 谷原章介が、家庭の定番料理を簡単においしくするオリジナルレシピを考案する「谷原章介のテイバン+」。 今回はスタジオを飛び出して、料理にお悩みのご家庭を訪問。谷原流簡単レシピを伝授します! 【写真21枚】絶対に失敗しない「チキンのトマト煮」&「カブのサラダ」の作り方 写真で見る お邪魔したのは、神奈川県にお住まいの4人家族・齋藤さんのお宅。 お母さんの香織さんは、料理の“アレンジ”が苦手のようで…。 香織さん: 冷蔵庫にあるもので料理をするので、見たレシピと中身が変わってしまう。味見をしてみても何を足せばいいのかわからない。 ということで、子どもたちも大好きな、お父さんの得意料理「トマト煮」を、簡単にさっと作れるようにアレンジ! 「絶対に失敗しないチキンのトマト煮」と「絶品ドレッシングでいただくカブのサラダ」を作っていきます。
~チキンのトマト煮~
【材料(3人前)】 ・鶏モモ肉 2枚、ナス 大2本、玉ねぎ 大1個、ニンニク 1片、パセリ ・ホールトマト缶 1缶、白ワイン 大さじ4、コンソメ 10g、砂糖 5g、タイム(フレッシュ)4枝、オレガノ(ドライ)少々、オリーブオイル 大1 まず下準備として、鶏肉を上下切り分けておき、焼く直前に両面に塩(分量外)をかけます。ナスは大き目の乱切りにカット、玉ねぎは大き目の一口大に切り分けます。 谷原章介: まずポイントは、鶏モモ肉の皮をパリパリに焼いていきたいんですよ。 通常皮をパリパリに焼こうとしても、真ん中だけ浮いてきてしまうことがしばしば。それは、鶏肉の“筋”が熱で縮むことでくぼみができることが影響しているといいます。 鶏モモ肉は、尖っている方が「すね」、逆が「もも」側になるので、このつなぎ目に当たる部分を切り分けることで、焼いても筋が縮みにくくなるのです。 さらに、ちょっと使うだけでレストランの味になる、爽やかな香りのハーブ「タイム」をプラス!谷原も自宅で観葉植物として飾り、料理にも使うというオススメハーブです。 【作り方】 ① オリーブオイルを敷いたフライパンで皮目から焼き、焼き色がついたら別皿に移して休ませる ② 同じ鍋で皮ごとニンニクを炒める ③ 香りが立ったらナスを入れ、焼き色がついたら玉ねぎを加え、ふたをして弱火にする ④ 透き通ってきたらつぶしたホールトマトと白ワイン・タイムを入れる ⑤ 軽く煮詰め、肉の皮面を上にして鍋に入れる ⑥ 15分ほど煮込み、オレガノ・砂糖・コンソメを加える ⑦ 煮えたら程よい大きさにカットして盛り付け、刻んだパセリを散らす 谷原流!POINT 「鶏肉は皮目から焼きいじらずに放置すると、肉のうまみが中に閉じ込められる。タイムを使ってレストランの味に!」