ウクライナ南東部をロシアが砲撃、少なくとも3人死亡 送電線損傷
[キーウ 20日 ロイター] - ウクライナ当局者は20日、 ロシア軍による攻撃で東部ドニエプロペトロフスク州と南部ヘルソン州で少なくとも3人が死亡したほか、送電線とガスパイプラインが損傷したと明らかにした。 ドニエプロペトロフスク州のリサク知事によると、ロシア軍によるニコポリへの砲撃で高齢の女性が死亡。送電線とガスパイプラインも損傷したとしている。 ヘルソン州のプロクジン知事によると、20日朝にヘルソンの民間輸送会社の駐車場がロシア軍の砲撃を受け運転手2人が死亡した。この砲撃について地方検察は戦争犯罪として捜査を開始した。 ウクライナ軍は昨年11月にヘルソン州の州都ヘルソンを奪還。ロシア軍は以降、ドニエプル川の対岸からヘルソンに対する攻撃を行っている。