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第2次世界大戦の主要軍用機 生産数トップ5 首位は4年で3万6000機以上! 日本機は…?

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乗りものニュース

3位:スーパーマリン スピットファイア戦闘機(イギリス)

 前述したメッサーシュミットBf109の好敵手として、よく比べられるのがイギリスのスーパーマリン「スピットファイア」戦闘機です。  初飛行は1936(昭和11)年3月5日で、1938(昭和13)年から量産がスタート、大戦後も生産が続けられ、1948(昭和23)年までの10年間で2万351機が作られました。なお空母で運用する艦上機型の「シーファイア」が2646機、生産されているため、両者を合計すると2万2997機になります。  同機には前述した艦上機型も含めて23ものタイプがあり、末期型はエンジンだけでなくプロペラ形状や胴体形状まで一新されて、初期型とは別の機種と思えるほど変わっています。  なお愛称の「スピットファイア」には、「短気な人」や「癇癪(かんしゃく)女」という意味もあるそうで、同機の主任設計技師は終生、この愛称を気にいることはなかったそうです。

4位:フォッケウルフ Fw190戦闘機(ドイツ)

 空冷エンジン搭載の戦闘機として最も生産数の多いのが、ドイツのFw190戦闘機です。初飛行は第2次世界大戦勃発直前の1939(昭和14)年6月1日で、同年から量産が開始され、1945年の大戦終結までに2万51機が生産されました。  ただし、D型だけは高高度性能の向上を図るため水冷エンジンに換装したため、機種形状が異なります。空冷エンジン搭載は初期型のA型と、戦闘爆撃機仕様のF型およびG型で合計約1万9300機です。  ちなみに、大戦後フランスが低コストで高性能な戦闘機を調達するために、Fw190を自国で再生産しています。SNCAC NC900の名で64機が作られ、1947(昭和22)年までのごく短期間、運用されていました。

4発エンジンの大型機で最多生産はアメリカ製

 第2次世界大戦の最多アメリカ機は、戦闘機ではなく爆撃機です。

5位:コンソリデーテッド B-24「リベレーター」爆撃機(アメリカ)

 4発エンジン機として史上最多の生産数なのが、アメリカのコンソリデーテッドが開発したB-24爆撃機です。第2次世界大戦で使用されたアメリカ機としても最多の生産数を誇ります。  初飛行は1939(昭和14)年12月29日で、翌1940(昭和15)年から本格生産を開始、1945(昭和20)年の大戦終結までに1万8482機生産されています。なお、アメリカ海軍向けに垂直尾翼や銃座など大幅に変更したPB4Y-2「プライヴァティア」哨戒爆撃機が739機生産されているため、これを加えるとB-24シリーズとしては約2万機にもなります。  ちなみに、日本の軍用機で最も生産数が多いのは、「零戦」こと旧日本海軍の零式艦上戦闘機です。とはいえ、その数は1万430機で、ここにあげた各機の半分から3分の1でしかありません。冒頭に述べたとおり、主要軍用機を戦闘機や攻撃機、爆撃機に限定した場合、生産数では17位もしくは18位です。  主要軍用機に絞らず、第2次世界大戦で使用された機体として見ると、最多生産機はソ連のポリカルポフPo-2(U-2)になります。同機は複葉機で性能は低かったものの、扱いやすい汎用機として、練習機や偵察機、連絡機、軽攻撃機と多用途に使われました。  Po-2は、大戦後の他国におけるライセンス生産分まで含めると4万機以上といわれます。この数には民間機としての生産数も入っているため、純然たる軍用機の数にはなりませんが、上には上がいるともいえるでしょう。

柘植優介(乗りものライター)

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