DeNA、逆転負けに三浦監督「ミスから…こういうことが起こり得る」 リーグ2位の可能性なくなり「次は3位」と目標切り替え
◇29日 阪神7―6DeNA(甲子園) DeNAがエース東克樹投手を立てながら4点リードを守れ切れず阪神に逆転負け。リーグ2位の可能性が完全消滅した。拙守などで7回に一挙に5点を失っての敗戦に三浦大輔監督は「ミスからですね。取れるアウトを1つずつ積み重ねていかないと、こういうことが起こり得る」と言葉を絞り出した。 7回無死一塁から木浪の二ゴロを牧が一塁悪送球。無死二、三塁になり代打・糸原に適時打された。これをきっかけに打者一巡の猛攻を受けた。 指揮官は牧のミスを「ちょっと慌てたのかなと思いますけど、点差を考えたらアウトを1つ(取ってほしかった)」と首をひねった。疲労で代打に回ったオースティンの代わりに4番に復帰した牧は、バットでは5打数2安打1打点と気を吐いたがまずい守備が流れを変えた。 中5日で5イニング5安打2失点と力投した東で落としたのも痛いところで、指揮官は「東は良く粘ったと思います。もろもろ含めてです」。次回登板に向けて早めに降ろしたのがあだになった。チームは残り7試合で4位の広島とは1・5ゲーム差。「次は3位。2位というのが確実になくなったわけですから次の目標に切り替え残り試合戦っていきます」と気丈に話した。 ◇ ◇ ◇ ▽DeNA・東(先発し5イニング2失点と力投したが14勝目ならず)「調子は悪くなかったですが、(3回と5回の)2死からの失点に悔いが残ります。長いイニングを投げられず申し訳ないです」
中日スポーツ