香りがたまらない「ウーロン茶の極上豚しゃぶ」。手軽に薬膳鍋が楽しめる/小田真規子さんのレシピ
寒い季節になると、鍋の出番が増えます。暮らしの多様化が進む昨今、さまざまな人がコンパクトな「小鍋」を楽しんでいます。鍋といえば、レシピにマンネリしてしまうこともあるので、バリエーションを覚えておきたいですよね。自身も小鍋を楽しみ、『まいにち小鍋』(ダイヤモンド社)がヒットしている人気料理家の小田真規子さんに、ウーロン茶を使った小鍋レシピを教えてもらいました。
“お茶の香り”が部屋に立ち込める薬膳鍋
寒い季節になると、毎日でも食べたくなる鍋。昨今の小鍋ブームで、共働きのご家庭、ひとり暮らし、毎晩「家飲み」が楽しみな若い女性など、多くの方が小鍋を楽しんでいます。「小鍋生活を楽しむ料理家」としてレシピ本を出版し、大ヒットをしている小田真規子さんもそのひとり。 「『いつも同じ味のワンパターンな鍋から脱したい』「鍋だとつい白菜ばかり買っちゃって…』 『毎日鍋でも飽きない手軽なレシピ本がほしい』といった声を多く耳にするようになりました」と、本を出したきっかけを語ります。 そんな小田さん考案の変わり種鍋「ウーロン茶」を使った豚しゃぶレシピを紹介します。
●ウーロン茶の極上豚しゃぶ
【材料(2人分)】 ・バラ、ももなど豚肉しゃぶしゃぶ用肉 250g ・大根(皮をむき、薄く輪切り) 1/4本(250~300g) ・ニンジン(皮をむき、薄く輪切り) 1/2本(80g) ・ホウレンソウ(根元を落として長さを半分に切る) 100g ・ワンタンの皮 1袋 ・スープ[塩小さじ1/2 ウーロン茶(缶やペットボトル)4~5カップ ショウガ(せん切り)3かけ] ・タレ[豆板醤小さじ1/4~1/2 酢大さじ4 しょうゆ大さじ3 ゴマ油大さじ2 塩小さじ1/2 コショウ10ふり 桜エビ(あらみじん切り)大さじ2(6g) 長ネギ(みじん切り)1/2本(50g)]
【つくり方】
(1) 鍋に[スープ]を中火で煮立て、大根とニンジンを先に入れる。 (2) 肉とワンタンの皮を1枚ずつ入れ、煮えたところから引き上げる。 (3) [タレ]でいただく。 ★ポイント ギョウザの皮より薄いワンタンの皮がしゃぶしゃぶにはぴったり。大根、ニンジンはスライサーを使うとより簡単。
ESSEonline編集部