小学生の息子が修学旅行に行きました。引率の先生の旅費は支給されるのでしょうか?
修学旅行に関する手当
修学旅行の引率は、教職員にとって精神的、肉体的に負担が少なくありません。修学旅行には事前の学習準備や下見、事故を防ぐ対策が必要であり、旅行中も深夜に交代で起きて見回りをするなど、不測の事態に備えた体制をとっていることでしょう。 引率は旅行中のすべての時間にわたって行われるもので、教職員への負担が大きいことから「教員特殊業務手当」が支給されることになっています。
基本的に学校が負担するが、学校や自治体により一部自己負担の可能性がある
小学校の修学旅行では、引率する教職員の旅費は、一般的に学校から支給される費用です。自治体によって違いはありますが、基本的には経費として扱われ、申請すればあとで戻ってくるでしょう。 市町村の財政状況は、余裕がある市町村と、そうではない市町村において違いがあります。そのため、公立学校の場合は都道府県が修学旅行にかかわる費用を負担します。 本来であれば、学校業務の一環として行く修学旅行の費用を、教職員が負担する必要はないはずです。しかし場合によっては下見に行く費用など、一部を負担するケースもあります。 出典 高知県教育委員会事務局 修学旅行の引率教員旅費等に関するQ&A(1ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部