ユアスタンド、スマートEV充電器を施工する実証事業を開始
ユアスタンドは、MCリテールエナジーと共同で、家庭用EV充電器の遠隔制御を行う新たな電力プラン「昼ワッ得プラン」および「昼ワット得CO2フリープラン」を10月に開始した。これに伴い、EVユーザー向けに専用充電器「Wallbox Pulsar Plus」を設置する実証事業を12月13日に開始する。 「Wallbox Pulsar Plus」は、1.2kWから8kWまで出力を調整可能で、高出力で充電時間を短縮することも、低出力で電気代を節約しながら充電することも可能である。なお実証事業では、充電器本体と設置工事費(上限税込40万円/件まで)が補助対象となる。 「昼ワッ得プラン」は、ディマンドレスポンスと充電制御により、電力の需給が逼迫している時は充電を制御し、電力に余裕のある時間帯に自動で充電を行う。この仕組みは、再生可能エネルギーの増加による社会課題の解決とEVユーザーのメリット享受を両立するもので、GX(グリーントランスフォーメーション)に大きく寄与する取り組みである。 電力消費の大きいEVを「昼間(9時00分~15時00分)」に充電し、クリーンエネルギーの有効活用を推し進めると共に、家庭の電力需要が夕方から夜にかけてピークになることから、その時間の充電を避けることにより、社会全体における電力需給バランスの最適化を図ることに寄与するという。
レスポンス レスポンス編集部