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加熱式たばこへの移行増加 テレワークで在宅増、家族に配慮

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SankeiBiz

 新型コロナウイルスの感染拡大防止でテレワークが急拡大している。感染防止に留意した“新しい生活様式”に移行しても、在宅の機会や時間は引き続き多い。そんな中で、加熱式たばこを選ぶ喫煙者が増えているという。  JT関係者によれば「たばこ全体の消費は減少傾向にあるが、加熱式たばこについては増加しており、特に在宅勤務などが急増した4月はこの動きが加速した」という。  たばこをめぐっては、昨年1月から段階的に施行されてきた改正健康増進法が4月に全面施行され、喫煙できる場所が大きく制限された。加えて、新型コロナの感染拡大で4月以降は喫煙所の使用制限、さらには外出自粛と進んだため、おのずと喫煙も“在宅化”した格好だ。  自宅での喫煙については課題がある。市場調査会社のアダプティプが夫婦を対象に実施したアンケートでは、「(夫に)家の中でたばこを吸われると『ニオイ』が気になるか」という問いに対し、紙巻きたばこの場合では58%が「とても気になる」と回答している。その点、加熱式たばこの場合は22%と大幅に低かった。  家族に配慮してバルコニーで喫煙したとしても同様だ。マンション情報サイト「マンションラボ」のアンケートでは、バルコニーでの喫煙について「絶対にやめてほしい」との回答が34.1%で最も多かったという。  加熱式たばこ人気の背景には、こうした紙巻きたばこのにおいに対する喫煙者の配慮がある。JTは新しい生活様式も踏まえ、今後もこうした傾向が強まるとみている。同社は7月2日にメンソールに特化した高温加熱式たばこ用デバイス「プルーム・エス・2.0」を発売、利用者のライフスタイルの変化などに合わせた商品展開を進める考えだ。

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